高松市のアーケード商店街の長さ2.7km【2024年11月2位降格?】
香川県高松市のアーケード商店街は2.7kmで日本一長かったんだけど、2024年11月20日、東京都台東区「浅草国際通り商店街」3.0kmの商店街が誕生した。
しかし、今回の報道で感じたことは、皆さん今までの日本一は大阪市「天神橋筋商店街」と認識されていたんだなということ。
大阪市天神橋商店街は「直線」(切れていない)2.6kmで、高松市アーケード商店街「総延長」2.7kmだから認められてないってこと?
また、浅草の3.0kmの誕生には否定的な意見も多く、今後それが認められるかどうか分からない。
そもそも、大阪が日本一って認識なら、それでいいかもね。
高松市アーケード商店街を愛しているから別にどうでもいいことだ。
以下は以前の記事だけど、修正せずに更新するよ。
※追記:浅草の商店街はアーケードがない部分も入っているそうだから、実質商店街の長さが3.0kmで、アーケードの長さではないとのこと・・・
アーケード部分の長さをいうのであれば、やはり高松市アーケード商店街は総延長で日本一長いと思われる。
高松市商店街アーケードについて
高松市の商店街アーケードの長さは総延長約2.7kmで日本最長。
2位は大阪市北区にある天神橋筋商店街の総延長2.6kmで、3位以降より群を抜いて長い。
雨の日や夜でも楽しみながら散歩したりスナップ写真を撮ることができるのでお気に入りスポットだ。
アーケードがある商店街を簡単なマップにしてみた。
色を塗っているところがアーケード部分だよ。

※トキワ新町(しんまち)はアーケードではない。
「瓦町フラッグ」、「丸亀町グリーン」、「高松三越」に立ち寄りながらまわるといいね。
時間がない時は、「常磐街」→「南新町」→「丸亀町グリーン」(ウインドウショッピング)→「丸亀町」→「高松三越」(ウインドウショッピング)、で2時間くらい。
夜の商店街を楽しむなら「ライオン通り」をメインに散策するといい。
碁盤の目のように存在する商店街や通り
高松市の商店街は高松城の城下町がそのまま発展した。
高松市の商店街はこのアーケードだけではなく、アーケードを中心に碁盤の目のように存在する。
▼アーケードを逆に白黒にして、アーケードではないスポットや通りに色を付けてみた。

ショップが集中する商店街や通りに色を付けている。
マップ内の「町」は大体「まち」と読む。
※「古馬場町」、「亀井町」、「常磐町」、「塩上町」は「ちょう」と読むよ。
※私が歩いて調査したもの。
間違いや、通り名をご存じの方がいらっしゃればご連絡いただきたい。
「今新町通り」と「美術館通り」は境界や呼び名が曖昧だ。
「祇園通り」は「亀井町」と「瓦町」を含んでいる。
さて、琴電瓦町駅ビル「瓦町FLAG」から高松三越まで商店街を歩きながらご紹介していこう。

以前は「ことでんそごう」の時代、「高松天満屋」さんの時代があった。
そごう徳島店さんは2020年、徳島駅前から撤退された・・・
いずれも大型商業施設「ゆめタウン」と「イオン」ができたことにより業績悪化。
現在は店舗は入っていて20:00まで開いているので便利。
レストラン街は22:00までで、これらのことは高松市民でも意外に知らないことなんだよ。
常磐町(ときわちょう)商店街

常磐街(ときわがい)商店街ともいう。
※漢字は「常盤」ではなく、「常磐」なのでご注意を。
常磐街にはサンタがいるそうだ(*^^*)

いい街だ。

一番華やかな通りだったんだけど、廃れ気味から少し盛り返している感はある。
以前はここにダイエーやジャスコ(現在のゆめタウンやイオンのような商業施設)が共存していた。
ゆめタウンやイオンさんは、独り勝ちしようとして郊外にできた。
このアーケード商店街が廃れる原因になっているんだけど、もうちょっと香川県の経済全体のことを考えて欲しかったなと。
お互いが首を絞めあっている感じがするよ・・・
常磐街は途中、ちょっとだけ横にそれているアーケード部分がある。

この先はトキワ新町(しんまち)で、最終的にアーケードを全部まわるとここに帰ってくることになるよ。

瓦町駅から歩いてくると突き当りにはアーケードの分岐となる。
写真左が「田町商店街」、右が「南新町商店街」。
▼常磐街でおすすめのお店
▼アーケード内ではないけど
▼常磐街の動画
田町(たまち)商店街
江戸時代、田畑を取り囲むように町ができたので田町と呼ばれる。


進んで行くと横断歩道があって、田町商店街はまだ続く。


そしてアーケードが向こう側で切れると藤塚町の商店街になる。
藤塚町の商店街は魅力的な居酒屋やBAR、美味しいたこ焼き屋さんなどが立ち並ぶ。
とても活気があり、頑張っている商店街なんだ。
▼田町でおすすめのお店
▼アーケード内ではないけど
▼田町商店街を散歩した動画
南新町(みなみしんまち)商店街
高松の街の南限が以前はこのあたりで、新しくできたので南新町と呼ばれる。


横断歩道を越えても南新町。


南新町は結構長い。


丸亀町商店街が見えてきた。


▼丸亀町商店街から南新町を振り返って。


▼南新町でおすすめのお店
▼アーケードから少し離れるけど
▼南新町の動画
丸亀町(まるがめまち)商店街
▼南新町商店街から見た丸亀町商店街入り口


現在の中心部はこの丸亀町グリーンで、いつも賑わっている。


丸亀市(まるがめし)と丸亀町(まるがめまち)は違うのでお間違えのないように。
徳川幕府の「一国一城令」により、丸亀城から高松城に移動しないといけなくなった。
生駒親正さんが丸亀(市)から町人を連れてきたことにより、高松市にあるここが丸亀町(まるがめまち)となった。




ここはいつも一番華やか。


タピオカやジェラートのお店、スタバなど若者中心の通り。
気が付かないかもしれないけど、坂になっていてね、三越方面に向かって下っているんだよ。
丸亀町に来たら少し意識して見てみてね。


高松三越に向かって歩くと段々テンションが上がってくる。


▼写真右手の建物は現在百十四銀行の高松支店なんだけど以前は本店だった。
とても素敵な建物なのだ。


夜はイルミネーションがきれいな場所。
▼丸亀町、兵庫町、片原町の3つの商店街が交差するこの場所を高松中央商店街という。


丸亀町商店街から見て、左が兵庫町、右が片原町。
見上げるとドーム。


アーケードの高さ日本一の場所でもあるんだよ。
10月になるとピンクリボン月間(乳がんについての正しい知識を広める活動)でピンクにライトアップされる。


丸亀町商店街をまっすぐ突き抜けると高松三越だよ。


▼三越から見た丸亀町商店街


▼丸亀町商店街の動画
兵庫町(ひょうごまち)商店街
江戸時代に高松藩の武器庫があったので兵庫町と呼ばれる。
JR高松駅へのアクセスがしやすいことやビジネスホテルがあるので、ビジネスマンがよく通る。


あ、進んでいくと横断歩道があって、またアーケードが続くんだけど写真を撮り忘れた・・・
また撮ろう。
▼兵庫町のおすすめのお店
▼アーケードではないけど
▼兵庫町商店街の動画
片原町(かたはらまち)商店街
高松城の堀を埋めた時、片方が原っぱになったので片原町と呼ばれる。


横断歩道を渡るとまたアーケードが続く。


琴電片原町駅もここにあるよ。
▼片原町でおすすめのお店
少しだけアーケードを離れるけど。
▼片原町商店街の動画
ライオン通商店街
この通りには昔、「ライオンカン」という映画館があったのでライオン通りと呼ばれる。
片原町商店街から分岐してライオン通りへ。


夜に賑わいを見せる裏通り商店街。
昼間は大体眠っているよ。


昔はこの入り口付近の横、ワシントンホテルが待ち合わせ場所になっていたな。


▼ライオン通りでおすすめのお店
▼ライオン通りの動画
トキワ新町(しんまち)商店街
アーケードはないトキワ新町商店街。
(アーケード総延長2.7kmには含まれていない。)


ここも夜の街。


ここを突き抜けると最初の常磐街に戻ることができるよ。
▼トキワ新町の記事
▼トキワ新町商店街~常磐街商店街の動画
まとめ
最近盛り上がりを見せている高松市の商店街。
イオンやゆめタウンに負けず頑張ってもらいたい。
ほぼ毎日アーケード商店街を通っているので、スナップ写真のお気に入りや、お店の情報をここに加筆していくことにするよ。
高松市に観光に来たら、長さを意識して散策してみてね。
お気に入りのお店が必ずあると思うよ(^^♪
▼「高松市アーケード商店街」で撮影した写真や記事をまとめているよ。