世界文化遺産「古都京都の文化財」の17カ所巡り
古都京都の文化遺産とは
国際連合教育科学文化機関「ユネスコ」は歴史的価値のある遺産を「文化遺産」、「自然遺産」、「複合遺産」の3つに分類しています。
「古都京都の文化財」はユネスコの「文化遺産」として1994年に登録されました。
京都の世界遺産は、国宝建造物、特別名勝の庭園のいずれか、または両方を有する17カ所の社寺・城郭です。
▼京都世界文化遺産17カ所のマップ
※延暦寺の所在地は滋賀県ですが、比叡山は京都と滋賀県にまたがっており古くから東の鬼門を守護しているというところから京都に含まれています。
私は京都の世界文化遺産を少しずつ巡っているのでここにまとめていきます。
西芳寺のみまだレポートできていません。
世界遺産「古都京都の文化財」レポート
レポートが完了しているものから掲載します。
賀茂別雷神社(上賀茂神社)
とてもすてきなパワースポットで、みどころは境内を流れる空気です。
ほんとに元気になれます(笑)
ヤタガラスみくじをしたかったのに忘れてしまいました・・・
※レポート不十分じゃないのか?!
賀茂御祖神社(下鴨神社)
とても広く、3つの記事に分けました。
見どころは、みたらし団子発祥の地「御手洗社」での水につけて文字が浮かび上がるおみくじ「水みくじ」、鴨長明さんの資料館、社家住宅の鴨社資料館「秀穂舎」です。
近くにある「旧三井家下鴨別邸」も超おすすめスポットです。
仁和寺
観音堂の特別内観ができるというので二度行きました。
みどころは観音堂の内観ですが期間限定なので要チェックです。
またソメイヨシノよりも遅く咲く「御室桜」の開花時期に訪れたいですね。
平等院
内部は撮影禁止でなので、外観をしっかり撮りましょう。
10円硬貨でイメージトレーニング!
平等院に行ったのに、この近くにある世界遺産「宇治上神社」に行かなかったことが悔やまれます。
天龍寺
ここにくるとやはりみどころは庭園でしょう。
足利尊氏さんのことを勉強していくと学びが深まります。
嵐山は見どころ満載のスポットなので、天龍寺だけの観光では終わらないと思います。
鹿苑寺(金閣寺)
特別名勝の庭園に加え、特別史跡でもある鹿苑寺はみどころ満載。
庭園美もさることながら、池に浮かぶ島のことを調べていくと楽しみが増します。
慈照寺(銀閣寺)
金閣と対比しながらまわると独特の世界観に浸れます。
国宝建造物と特別名勝の庭園の両方とも有する世界遺産で、なおかつ特別史跡でもあります。
ぜひ鹿苑寺(金閣)とセットで巡っていただきたいです。
龍安寺
妙心寺の塔頭寺院「龍安寺」の石庭は世界的にも有名な庭園。
みどころは石庭の石。
15個すべて見える場所を探してみてください。
二条城
夏に訪れたのですが、暑すぎて和楽庵内のかき氷レポートとなってしまいました(笑)
次回にはまじめにレポートしたいと思います。
みどころは国宝「二の丸御殿」ですが内部は撮影禁止なのでしっかり目に焼き付けていただきたいです。
また3つの庭園「二の丸庭園」、和楽庵から見る「清流園」、「本丸庭園」を楽しんでください。
清水寺
修復中だったのですが、「阿吽(あうん)」ではなく、2頭とも口の開いた「阿阿」の狛犬を見られて満足。
修復工事が完了したらまた訪れたいです。
「成就院」、「千体石仏群」も要チェック!
清水寺までは急な坂が続くのでご注意を。
高山寺
台風被害で修復中でしたが、石水院がとても魅力的でした。
紅葉や積雪の時期にも訪れたいですね。
東寺(教王護国寺)
メインの「御影堂」が修復中だったので、2019年12月以降にまたリベンジです。
塔頭の国宝「観智院」も超みどころ!
本願寺(西本願寺)
上記「教王護国寺(東寺)とともに訪れたのですが、メモリーカードが壊れていました(泣)
教王護国寺(東寺)も西本願寺も京都駅から歩いて行けるので、すぐにレポートできる、はずです(汗)
と、リベンジをしてきましたが、またもや35年ぶりの修復中。
残念でしたが、修復中でも訪れることをおすすめしておきます。
宇治上神社
平等院とセットで訪れる計画をしましょう。
かつては「宇治」を「菟道(うさぎのみち)」と書いて「うじ」と読みました。
それだけにウサギさんグッズがあったのにまったく見過ごすという大失態・・・
醍醐寺
醍醐寺の注意点は「上醍醐」と「下醍醐」から成り立っているところ。
すべてまわろうと思えば半日以上かかるので要注意。
観光や旅行ってのは、予習が大事(笑)
高山寺を襲った台風が醍醐寺でも猛威をふるっていました。
延暦寺
「西塔」、「東塔」、「横川」エリアから成り立っていますが、「横川」は時間と体力の都合でレポートできず(泣)
メインの「根本中堂」は修復中でした。
意外にも高山寺や上賀茂神社より早く行くことができましたね。
遠いのでアクセスが難しいと勝手に思い込んでいましたが、全然そんなことはなかったです。
レポート未完「西芳寺(苔寺)」
西芳寺はまだ訪れていません。
来年の夏に訪れる予定です。
往復はがきにて希望日時を記入して申し込みをするのですが、2カ月前から手続きが可能で、行こうと思った時は予約がいっぱいになっているというスパイラルに陥っています。
今後は早めの計画を立てて行こうと思っています。
京都世界遺産の巡り方について
私が巡った全5回、12泊17日のスケジュールで巡った方法をご紹介します。
ほぼ京都駅からの市バス1日乗り放題券(600円)を使用して移動しています。
毎回京都駅を中心に宿泊し、京都駅からスタートしています。
市バスでの移動は、京都駅からであればすごく分かりやすいのですが、次にどこに行くか考えた時、乗り換えなどが難しいんですよね。
メインスポットを世界遺産として行き、あとはダラダラと観光しながら京都駅まで戻ってくるというスタイルが無計画・臨機応変な旅ができておすすめです。
1回目(2018年8月)
2018年8月28日:平等院
2018年8月29日:清水寺
2018年8月30日:二条城
2回目(2018年12月)
12月22日:金閣寺・龍安寺・仁和寺(1回目)
12月23日:銀閣寺
3回目(2019年2月)
2月9日:天龍寺
2月10日:下鴨神社
4回目(2019年6月)
6月22日:上賀茂神社・仁和寺(2回目)
6月23日:高山寺
5回目(2019年8月)
8月28日:西本願寺
8月29日:東寺・宇治上神社・醍醐寺
8月30日:延暦寺
必要経費の概算
全5回、12泊17日の必要経費をまとめます。
交通費
世界遺産17カ所のうち16カ所を巡りました。
ほぼ移動は毎回、市バス乗り放題券600円を購入していますので17日分は10,200円のバス代となります。
世界遺産以外の観光スポットをまわるためにも市バス利用中心をおすすめします。
(平等院、宇治上神社、延暦寺はJR利用、高山寺はJRバス利用でいずれも数百円)
宿泊費
京都駅の南にある「サクラテラス・ザ・アトリエ」さんにほぼ毎回お世話になりました。
朝食付き1泊平均3,000円から4,000円で、12泊していますので概算で48,000円です。
京都駅付近、大浴場と朝食付きとこの金額で選ぶと「サクラテラス・ザ・アトリエ」さんになると思います。
拝観料
神社は基本的に入場無料ですが、特別拝観など有料の場合もあります。
訪れたらまずここは外さないだろうという考えで大人の料金を掲載します。
また、期間限定の特別拝観など拝観料金が変更される場合があるので目安と考えてください。
賀茂別雷神社(上賀茂神社):無料(特別拝観500円)
賀茂御祖神社(下鴨神社):無料(特別拝観500円)
教王護国寺(東寺):800円
清水寺:400円
延暦寺:1,200円
醍醐寺:800円
仁和寺:500円
平等院:500円
宇治上神社:無料
高山寺:800円
西芳寺(苔寺):3,000円
天龍寺:合計1,300円
鹿苑寺(金閣寺):400円
慈照寺(銀閣寺):500円
龍安寺(京都市右京区):500円
本願寺(西本願寺
合計10,700円となりますね。
食費
毎回一人の朝食抜きの食事代は15,000円平均です。
(お酒代、おやつ込み)
5回の合計は75,000円ですね。
合計
交通費:約10,000円
宿泊費:約50,000円
拝観料:約10,000円
食費:約75,000円
合計は145,000円となりました。
私は香川県からJRで京都駅まで2時間、往復約20,000円ですから5回で100,000円、京都世界遺産を中心に巡る旅は245,000円ということになりますね。
まとめ
こうやってまとめるとかなり課題を残しています(笑)
しかし一度だけとか、ワンシーズンだけでは京都の世界文化遺産の魅力のすべてに触れることはできません。
何回も巡ってみて分かってくることもあると思いますね。
それがまた旅行の醍醐味なのかなと。
桜や梅が咲く時期、紅葉の時期、積雪時など季節ごとに何回も訪れたいです。
また京都のお寺や神社は世界文化遺産以外でもとても魅力的なスポットが多いので、世界文化遺産を中心に観光を計画すると対比ができてとても楽しいと思います。
西芳寺は往復はがきで申し込みをしないといけないので、なかなか難しいところですね(泣)
醍醐寺、延暦寺はとても広いので、綿密な計画が必要です。
また、修復中、改修情報をしっかり入手しましょう(苦笑)
今後も応援をよろしくお願いいたします。