「仁和寺」観音堂特別内観をして観音様とつながってきた。

「仁和寺」観音堂特別内観をして観音様とつながってきた。

観音堂について

訪れたことのある世界遺産「仁和寺」にもう一度行きたいと思ったのは、重要文化財「観音堂」の特別内観ができるから。
世界遺産「上賀茂神社」にやや近いというのもあったし。

上賀茂神社から仁和寺を目指したんだけど、実際はバスを乗り間違える、寝過ごす、を繰り返してしまい京都駅から行き直した(笑)
京都の市バスは、1日乗り放題600円とお得なんだけど、目的地から次の場所への移動が難しいのは私だけだろうか?
京都駅からどこに行くにも分かりやすいのに~

さて、仁和寺の観音堂は平成の大修理で6年間かかった。
ようやく内観できるというのだから行かないとね。

本尊千手観音菩薩立像、二十八部衆立像など全三十三体の仏像が公開されている。
※風神・雷神は仏像というくくりでいいのかな?

燦然(さんぜん)と輝く本尊、その両脇に不動明王、降三世明王、色鮮やかな立像中でもひと際大きく、躍動感あふれた風神・雷神像は圧巻です。

公式サイトの説明、もはやお寺じゃないよね(笑)
歴史オタクからすると垂涎もの。

仁和寺の詳細は前回の記事を参考にしていただこう。

観音堂に行く前に前回に見られなかったスポットを中心にまわろう。

北庭

前回は宸殿が修復中で北庭の景色が残念だったけど、特別にデッキができていて鑑賞することができたよ。

仁和寺北庭

臨時につくられたデッキにて撮影。

庭園がいいのも去ることながら、仁和寺の庭園っていうだけで私はとても満足した。
仁和寺は京都世界文化遺産の中でも派手さがないんだけど、奥ゆかしくて好きなんだよね。

ということでいっぱい撮った。

仁和寺北庭2
左上に見えているのは茶室「飛濤亭(ひとうてい)」

▼写真左に見えているのは霊明殿。

仁和寺北庭3

仁和寺北庭4

さてここを出て観音堂へ向かおう。

ふと霊明殿の天辺が気になった。

仁和寺霊明殿の屋根上

望遠レンズで撮ってみてビックリ。
とても複雑な飾り。
これは後日調査せねば。

もう一つの茶室「遼廓亭(りょうかくてい)」は霊明殿の横にあるんだけど普段は見学できない。

仁和寺の苔

春の特別公開か、5名で7日前までに予約をするといつでも見学可能なんだって。

南庭

南庭に通路ができて降りられるようになっていたよ。

仁和寺南庭から見た白書院

なかなか観音堂に行けないね。

ん~宸殿修復中が残念。
これは2つの茶室とともにまたリベンジなのだ。
(5人集めるのが難しいかな~)

楓のプロペラ

楓のプロペラがすごい数。

▼中門をくぐって仁王門(修復中)を見る。

仁和寺中門から見た仁王門

▼中門をくぐると右に五重塔。

仁和寺五重塔

中門の左に観音堂がある。

観音堂

仁和寺観音堂

観音堂から縄が出てきているけど、「本尊千手観音菩薩立像」の手とつながっている。
縄を握りながらお参りすると、手を握った感覚に。
観音様とつながった気持ちになって、心が温かくなるね。

内部は例によって写真撮影禁止。
燦然(さんぜん)と輝いていたよ。
障壁画もとても素敵。
百聞は一見に如かず、ぜひ訪れていただきたい。

和尚さんによるお話の中で、カメラメーカーの「CANON」さんは「観音」からきているというところが面白かった。
表記は「キャノン」ではなくて「キヤノン」ということも知った。
あ、分かりにくい方もいらっしゃるだろう。
小さい「ヤ」ではなく大きい「ヤ」なんだよ(´・_・`)
(キヤノン関係者・ファンの皆様失礼した。)

体温計などで有名な「オムロン」さんも「御室」が由来なんだって。

仁和寺観音堂
いただいたポストカードを撮影

まとめ

さて、香川県人は弘法大師空海さんにご挨拶をして帰ろう。

仁和寺金堂
国宝の金堂

仁和寺御影堂
御影堂(みえどう)

弘法大師像、宇多法皇像、仁和寺第2世性信親王像が安置されている。
旅の安全を祈願。

前回の訪問でいっぱい写真を撮ったので、今回は枚数が少ない・・・

仁和寺はとても気に入っているので、次回もまたすぐ来るだろう。

仁和寺観音堂特別内観プレゼント
いただいたお守り

とてもうれしい。
記念品をありがとうございました。
南無阿弥陀仏。
※真言宗では「南無大師遍照金剛」なんだけど、「南無阿弥陀仏」と唱えても良いそうだ。
法然さん、空海さんごめんなさい、昨日六波羅蜜寺にて空也さんに影響を受けたもので・・・

▼京都世界文化遺産を巡っているので応援をよろしく!