超パワースポット!世界遺産「上賀茂神社」に行ってきた。
世界遺産「上賀茂神社」の正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」という。
同じく世界遺産の「下鴨神社」とともに「賀茂神社」と総称される。
賀茂祭(葵祭)は有名だよね。
下鴨神社でも見たけど、上賀茂神社でも葵を発見。
徳川家の三葉葵は賀茂神社の葵が由来。
▼このロゴかわいい。
※画像は公式サイトより。
ちなみに葵は双葉で、徳川家の「三葉葵」ってのは矛盾しているそうだ。
葵を育ててみたい。
上賀茂神社は国宝が2棟、重要文化財41棟というとてつもなく貴重なスポット。
京都では同じく世界遺産「宇治上神社」と並んで古い神社なのだ。
歴史について学んでいて感じたんだけど、史実と神話がごっちゃになっていつできたのか不明(笑)
不謹慎、夢を壊すようなことを言って申し訳ない・・・
「パワースポットに行く」という感覚で。
先入観は抜きにして、都合のいい歴史を学んで楽しんだら良いのではないかと。
上賀茂神社に行ってみよう。
アクセス
京都駅から市営バス9番に乗り、「上賀茂御薗橋」下車。
徒歩で賀茂川を渡る。
「一の鳥居」にすぐ着くよ。
一の鳥居
雄大な鳥居、向こう側のスペースが広くてワクワク。
「二の鳥居」が見える。
暑いよ~
馬場殿(外幣殿)
外幣殿(げへいでん)、御所屋(ごしょのや)、馬場殿といろいろ呼び方があるね。
法皇、上皇等の御幸(ごこう・みゆき)
摂関賀茂詣での際の著到殿、また競馬会神事、葵祭に使用する。
御幸とは「おでまし」、「旅行」、「外出」という意味。
三の鳥居と「ならの小川」
とても涼しい場所。
瑞々しい。
藤原家隆卿の歌碑
「風そよぐならの小川の夕ぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける」
藤原家隆卿小倉百人一首の古歌で有名な「ならの小川」で平安の昔、神職がみそぎを修していた情景を詠んだものである。
この辺りを「ならの小川」と称する。
神馬舎
神馬の神山号ちゃんは本日お休み・・・
餌やりしたかった。
二の鳥居
茅(ちがや)の輪
くぐり方が右に説明されている。
神社では6月後半に設置される。
無病息災を願う神事。
楽屋
細殿
立砂
盛砂(もりずな)とも云い、「たつ」とは神様のご出現に由来した言葉であり、神代の昔に御祭神・賀茂別雷神が最初に降臨された、本殿の北北西2km奥にある円錐形の美しい形の神山に囲んだもので、一種の神籬(ひもろぎ)(神様が降りられる憑代:よりしろ)である。鬼門・裏鬼門にお砂を撒き清める風習は此の立砂の信仰が起源で、「清めのお砂」の始まりである。
授与所
ここで八咫烏(ヤタガラス)みくじを買うの忘れた(泣)
ヤタガラスさんかわいいんだよ。
手水舎
七夕の短冊が。
橋殿(舞殿)
舞台の下は川が流れていて気持ちいい。
岩上(がんじょう)
賀茂祭(葵祭)には、宮司はこの岩の上に蹲踞(そんきょ)、勅使と対面し、御祭文に対して神のご意思を伝える「返祝詩(かえしのりと)」を申す神聖な場所である。
太古御祭神が天降りされた秀峰神山(こうやま)は本殿の後方約2kmの処に在り、頂きには降臨石を排し、山麓には御阿礼所(みあれしょ)を設け厳粛な祭祀が斎行されてきた。
この岩上は神山と共に賀茂信仰の原点であり、古代祭祀の形を今に伝える場所である。神と人との心の通路(かよいじ)でもあり、「気」の集中する場所である。
紫式部歌碑
岩上の横に紫式部の歌碑があるよ。
紫式部さんも参拝されたそうだね。
「ほととぎす声待つほどは片岡の杜のしづくに立ちやぬれまし」
片岡は後述の摂社「片岡社」のことで、縁結びの神。
ホトトギスとは、将来の結婚相手のことを指し、片岡社の梢で朝露のしずくで濡れて待ちましょう、と訳される。
渉渓園
花しょうぶ
香川県では時期が過ぎた花しょうぶが咲いていてビックリ。
睦の木
このスダジイの木は、300年以上昔よりこの大地に根ざし、一つの根より大樹が何本も伸びているところから、一つに結ばれた仲睦まじい家族を表し、家族の絆や家内安全を見守って下さいます。そっと手を合わせてお祈り下さい。
願い石(陰陽石)
この渉渓園は、古く龍の住む池があったと言われ、池の底より出土した「陰陽石」は陰と陽が極まり融合した(実った)姿を現しています。両手で同時に手を触れ、そのお力を頂いてから賀茂山口神社にお参りください。
「賀茂山口神社」は「願い石」のすぐそばにある摂社。
楼門
お~下鴨神社とテイスト一緒。
モザイクのイノシシが可愛かった。
玉橋
立ち入り禁止だった。
片岡橋
あれ、片岡橋は通ることができたよ。
片岡社
さきほど紫式部歌碑で触れた片岡社。
恋愛成就の期待大だと思われる。
須波神社
中門
特別参拝をさせていただこう。
500円だよ。
本殿と権殿の中に入ることができるのだ。
神職による神話と、権殿と本殿の説明、とても興味深いお話だった。
檜皮葺(ひわだぶき)の説明と、屋根の前後の長さが違うというところが記憶に残った。
檜の樹皮を何枚も重ねて屋根を作る、とても変わった工法。
まとめ
私は信心深くないわけでもないんだけど、そんな私がものすごいパワースポットだと感じずにはいられなかった。
これは下鴨神社でも感じたこと。
境内を流れている空気は清らかで輝いている感じがするんだよね。
ずっと滞在していたいし、とても気持ちが良くなるスポットだ。
葵祭は毎年5月15日に行われる。
その時期はなかなか忙しいんだけど、いつか来たいな。
▼京都世界文化遺産を巡っているので応援をよろしく!