瀬戸内国際芸術祭2019の作品巡りまとめ

瀬戸内国際芸術祭2019の作品巡りまとめ

瀬戸内国際芸術祭の作品巡りをしたので、ここに情報をまとめます。
皆様の参考になれば幸いです。

瀬戸内国際芸術祭2019の開催時期・会場

「瀬戸内国際芸術祭2019」の開催時期は3期に分けられています。

「ふれあう春」
期間:4月26日(金)~5月26日(日)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺、宇野港周辺
※春のみ沙弥島が加わる。
「あつまる夏」
期間:7月19日(金)~8月25日(日)
会場:春の会場と同じ。
「ひろがる秋」
期間:9月28日(土)~11月4日(月)
会場:春・夏の会場と、本島、高見島、粟島、伊吹島が加わる。

※各会記で内容が変更される作品があります。

作品鑑賞パスポートについて

各島の作品をすべてまわるとどのくらいの料金がかかるのかまとめてみました。

概算で、10月1日増税後の金額で計算しています。
料金が変動する作品もあり、正確ではないですが、次回パスポート購入の参考にしてください。
※すべて大人料金の計算です。

【直島】
作品合計:4,710円
別途料金:3,250円

【豊島】
作品合計:4,090円
別途料金:2,070円

【女木島】
作品合計:3,210円
別途料金:1,500円

【男木島】
作品合計:3,000円
別途料金:0円

【小豆島】
作品合計:3,400円
別途料金:790円(二十四の瞳映画村)

【大島】
作品合計:1,500円
別途料金:0円

【犬島】
作品合計:2,100円
別途料金:0円

【高松港】
作品合計:1,500円(一部、時期により料金の上下がある)
別途料金:2,710円(県立ミュージアムや高松市立美術館入場料)

【宇野港】
作品合計:0円
別途料金:0円

【沙弥島】
作品合計:1,200円
別途料金:0円

【本島】
作品合計:1,800円
別途料金:0円

【高見島】
作品合計:2,700円
別途料金:0円

【粟島】
作品合計:1,500円
別途料金:0円

【伊吹島】
作品合計:900円
別途料金:0円

【合計】
作品:31,610円
別途料金:10,320円

フェリー8航路限定3日間乗り放題乗船券について

まわり方によってはお得になる場合があります。

会期外でも作品は見られるのか?

2019年に開催された瀬戸内国際芸術祭は終わってしまいました。

直島・豊島・犬島は引き続き鑑賞できますよ。

その他数多くの屋外展示作品は展示中なので、会期外でもぜひ香川県にお越しください。

作品巡りまとめ

鑑賞した作品を以下にまとめます。

直島

草間彌生さんのかぼちゃで有名になった島。

▼「南瓜」草間彌生
「南瓜」草間彌生

▼海の駅「なおしま」
海の駅「なおしま」

▼『直島銭湯「I♥湯」』大竹伸朗
『直島銭湯「I♥湯」』大竹伸朗4

予行演習で巡り、パスポートを持っていなかったため無料のものや外観しか撮影しておりません。
パスポートを入手したので、今年中にもう一度リベンジする予定です。

「はいしゃ / 舌上夢 / ボッコン覗」大竹伸朗

『na06-B「緑川洋一展」西沢大良』はまだやっていなかったこと、『na17-B「きんざ / このことを」内藤礼』は予約が必要だったので、次回は立ち寄りたいです。

直島最大の目玉「地中美術館」も予約が必要な場所です。

▼地中美術館
地中美術館入り口

一番おすすめのスポットですので、予約が取れてから計画されると良いでしょう。
※直島は島全体が素晴らしいので、時間が合わない場合は妥協されても良いでしょう。

▼「李禹煥美術館」李禹煥
「李禹煥美術館」李禹煥

naoshima

▼直島の詳細は以下


※初めての瀬戸内国際芸術祭レポートで、興奮して写真を撮りすぎてしまったので2記事に分けました(笑)

沙弥島

春のみの会場。

沙弥島のナカンダ浜は香川県の観光スポットして人気が高いです。

ナカンダ浜

瀬戸大橋記念公園もあります。

瀬戸大橋記念公園

会期外でもぜひ訪れてみてください。

「ヨタの漂う鬼の家」からの眺め

素敵な場所にある素敵な作品たちばかりでしたよ。

「八人九脚」藤本修三

▼「そらあみ」五十嵐靖晃
「そらあみ」五十嵐靖晃

この「そらあみ」は秋に本島に移動していました。

▼「大岩島2」大岩オスカール
「大岩島2」大岩オスカール入り口

大岩オスカールさんの作品、瀬戸内国際芸術祭2019において私が鑑賞した作品の中で一番感動しました。

大岩オスカールさんは男木島にも「部屋の中の部屋」という古民家に作品を展示されていました。

▼沙弥島の詳細は以下

豊島

かつては産業廃棄物で有名になった悲しい歴史の島。

豊島から見た瀬戸内の景色5

私は初めて訪れたんですけど、景色の良さ、アートのレベルの高さにイメージが完全にかわりました。

瀬戸内国際芸術祭の島々をすべてまわることができない方は、直島と豊島は優先していただきたいと思います。

▼豊島横尾館
豊島横尾館

▼豊島美術館
豊島美術館の芝生

直島では地中美術館を外してもしょうがないと書きましたが、豊島美術館は絶対に外せません(笑)

地中美術館より優れているとか、他の作品が劣っているとかではなく、豊島に来たらまず豊島美術館の整理券を取ることを優先する計画をお勧めします。

▼島キッチンの屋根
島キッチンの屋根

▼ささやきの森の風鈴
ささやきの森の風鈴

▼「新作(タイトル未定)進行中」田根剛
「新作(タイトル未定) 進行中」内部

豊島を訪れて瀬戸内海の島旅っていいな~と思いました。

海のレストランの生ビール

▼豊島の詳細は以下

※『te07-B「トムナフーリ」森万里子』は予約する必要があり、レポートすることができませんでした。

高松港周辺

広範囲であり、春、夏、秋と展示が変更するものもあるのですべて鑑賞するのは至難の業。

高松港周辺、屋島、庵治竜王山公園、高松空港、香川県立ミュージアムに分かれています。
夏には高松市立美術館も加わっていました。

瀬戸内国際芸術祭は、西にある島「粟島・本島・伊吹島・高見島」は秋のみの会場となっています。
東にある島はすべて高松港から行くことができます。
※もちろん島によっては他の港からもいくことができますが。

▼高松港にある「Liminal Air -core-」(大巻伸嗣)はいつも見ることになりますね。

Liminal Air -core-大巻伸嗣

船に乗らなくても、会期外でも高松港には作品が残っていますので、ゆっくり巡ってみてください。

少し離れた庵治竜王山公園も瀬戸内海を一望できるので、ぜひお立ち寄りを。

▼庵治竜王山公園にある「ウォッチタワー」(ジョン・クルメリング)
あじ竜王山公園のウォッチタワー

▼北浜の小さな香川ギャラリーは会期外や夜でも楽しい場所です。

▼高松港周辺の詳細は以下

「tk13」の香川県立博物館の作品は各会期で内容が変更されます。

男木島

女木島経由で行ける男木島。

男木島の魂2

高松港始発で男木島に行けば、午後から女木島も鑑賞可能ではあるんですけど、無理のない計画を。

▼「The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)」川島猛とドリームフレンズ
The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)内部3

この作品は私の中でランキング上位です。
そういう理由でもう1枚。

The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)内部4

その他の作品もかなりのお気に入りとなりました。

▼「SEA VINEー波打ち際にてー」高橋治希
SEA VINEー波打ち際にてー正面

▼「Trieb-家」遠藤利克
Trieb-家内部

ものすごい量の水が流れていて、廃墟の中にとてつもないエネルギーを感じました。

▼「記憶のボトル」栗真由美
記憶のボトル下から撮影

▼「アキノリウム」松本秋則
アキノリウムサウンドオブジェ

古民家の室内が、耳をすまさないと聴こえないくらいの優しい音色が流れていてとても癒されました。
見えているオブジェはすべて打楽器です。

男木島の廃墟や古民家の作品たちはすごく良かったです。

▼オンバ・ファクトリーのカフェ店内
オンバ・ファクトリーのカフェ店内

▼男木島の詳細は以下

女木島

女木島は鬼ヶ島伝説の残る島です。

山頂には鬼の洞窟があります。

▼「オニノコ瓦プロジェクト」オニノコプロダクション
鬼ヶ島大洞窟鬼瓦オニノコ瓦プロジェクト2

台風の翌日に始発8:00のフェリーで来たら、台風被害の修復のため午後からの開始でした(泣)
そういうこともあるので公式サイトでよく確認しないといけませんね(泣)

フェリーは女木島、男木島、高松港を巡っているので、セットで行かれるといいと思います。

めおん2

フェリー「めおん」のお客さんを乗せて忙しそうに運行している姿がとても可愛く見えて印象的でした。

旧女木小学校の作品が圧巻です。

女木小学校「女根 / めこん」外の廊下

▼「女根 / めこん」大竹伸朗
女木小学校「女根 / めこん」2

女木島から見る瀬戸内海もとても美しい景色でしたよ。

鷲ヶ峰展望台から見た大島

▼女木島の詳細は以下

大島

アートを通して人権についても学ぶ事ができる島。

▼「青空水族館」田島征三の「泣く人魚」
大島泣く人魚

瀬戸内海の負の歴史を鮮烈に知ることになります。

▼『「Nさんの人生・大島七十年」-木製便器の部屋-』田島征三より
「Nさんの人生・大島七十年」-木製便器の部屋-その4

▼「{つながりの家}カフェ・シヨル」やさしい美術プロジェクト
{つながりの家}カフェ・シヨル店内

緊張感が続く作品から一転してやさしさを感じるカフェ。

▼風の舞
大島風の舞

大島に来たら「風の舞」に訪れて鐘を鳴らし、黙とうをささげていただきたいです。

大島から男木島にいい接続ができるので、計画のご参考に。

▼大島の詳細は以下

伊吹島

香川県最西端、イリコで有名な島。
6作品しかないのですぐにまわることができると思ったらとんでもない。

何回も言ってしまいますが、瀬戸内海の景色が素晴らしかったですね。

伊吹島の風景

とても魅力的な島。

旧伊吹小学校の作品たちがすごく良かったです。

伊吹島ヤタイトリップ

また、大作の「伊吹の樹」(栗林隆)もとても感動しました。

伊吹島「伊吹の樹」外観

伊吹島「伊吹の樹」内部

島のおばあちゃんと交流できたのもすごく楽しかったです。

伊吹島写真家のおばあちゃんの玄関

▼伊吹島の詳細は以下

本島

初めて作品順にまわることできた島(笑)

とても歓迎してくださり、帰りのお見送りは涙が出そうになりました。
細部に渡って、歓迎してくださっていることを感じる島でした。

本島のお見送り

▼「咸臨の家」眞壁陸二
「咸臨の家」眞壁陸二2

▼「産屋から、殯屋から」古郡弘の「あかいテルテルボウズ」
「産屋から、殯屋から」古郡弘「あかいテルテルボウズ」

▼「Moony Tunes」ツェ・スーメイ
「Moony Tunes」ツェ・スーメイ3

▼「水の下の空」アレクサンドル・ポノマリョフ
「水の下の空」アレクサンドル・ポノマリョフ

13作品と少なめの島ですが、他にも見どころ満載の島なので1日かけて鑑賞していただきたいですね。

▼本島の詳細は以下

高見島

高見島は瀬戸内の島々の中で、のんびり静かで独特の雰囲気だと感じました。

▼「海のテラス」野村正人
ta11「海のテラス」野村正人

▼「Long time no see」PARANOID ANDERSONS
ta03「Long time no see」PARANOID ANDERSONS

のんびりモードでいたら刺激的な作品に興奮させられっぱなしでしたよ~

▼「時のふる家」中島伽耶子
ta02「時のふる家」内部

中島伽耶子さんの作品は2つ。

▼「うつりかわりの家」中島伽耶子
ta08「うつりかわりの家」中島伽耶子

▼「まなうらの景色」村田のぞみ
ta05「まなうらの景色」村田のぞみ

▼「内在するモノたちへ、」山田愛
ta06「内在するモノたちへ、」山田愛

▼「過日の同居」藤野裕美子
ta07「過日の同居」藤野裕美子

▼「はなのこえ・こころのいろ」内田晴之
ta10「除虫菊の家/はなのこえ・こころのいろ」内田晴之

▼高見島の詳細は以下

粟島

10作品だと思っていたらたくさんのアートが出迎えてくれました。

▼「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」日比野克彦
「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」日比野克彦2

▼「クロニクル/chronicle」大小島真木
「クロニクル/chronicle」大小島真木

▼「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」共同制作
「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」共同制作

▼「この家の貴女へ贈る花束」ディン・Q・レ
「この家の貴女へ贈る花束」ディン・Q・レ2

▼「思考の輪郭」エステル・ストッカー
「思考の輪郭」エステル・ストッカー

「思考の輪郭」エステル・ストッカー4

密集しているので歩く距離は少ないけどじっくり時間をかけてほしいと思いました。

▼粟島の詳細は以下

小豆島

他の島は比べものにならないくらい大きな島。
瀬戸内海で2番目に大きいんです。

地図で他の島とよく見比べてから訪れてください(笑)

そりゃ1日で全部まわれませんよね~

▼「Utopia dungeon」田中圭介
「Utopia dungeon」田中圭介2

▼「静寂の部屋」ハンス・オプ・デ・ビーク
「静寂の部屋」ハンス・オプ・デ・ビーク8

マイカー、レンタカーは必須ですね。

▼小豆島の詳細は以下

まとめ

香川県高松市に住む私でもなかなか思うようにまわれなかったので、県外の方はかなり苦労されたことでしょう。
すべての島を巡ることができないという方は、直島、豊島か、女木島、男木島を中心に計画されると良いかと思います。

岡山県の犬島、岡山港周辺の作品を鑑賞することができませんでしたが、終了後も犬島、岡山港周辺の作品を巡ってみようと思います。

次回、2022年に開催されるのであれば、私が巡った経験が参考になるよう、ここに加筆していきたいと思っています。