瀬戸内国際芸術祭2022「小豆島」編
まずは反省から。
小豆島は瀬戸内海で淡路島に次いで2番目に大きい。
香川県で一番大きな都市が高松市で、面積は375.4k㎡。
小豆島は153.3k㎡であることから、かなり広い島だと。
(私の中ではもはやもう島ではないと思っている。)
真夏の小豆島を1日で、さらにレンタサイクルでまわるのは不可能。
で、2日~3日をかけてまわるとか、秋会期に分けるとかの計画を立てた方が良い。
またレンタカー、マイカーで早朝から屋外展示からまわるという作戦もありかなと。
作品はほぼ9:30からの開始なので、それまでにまわれる屋外展示を鑑賞すると時間短縮になるね。
さて、私は初日、土庄港に。
レンタルバイクで一番遠い福田地区に行った。
やはり、感覚がおかしかったと認識せざるを得ないんだけど、原付があれば10分くらいで着くと思っていたら約1時間。
心が折れた・・・
福田地区、草壁港で初日は退散。
2日目はもう欲張らず、寒霞渓にある作品No. sd54「空の玉/寒霞渓」だけを見ようと。
少し時間ができたので「迷路の街」にも立ち寄った。
土庄港から寒霞渓に行くには、バス1回乗り継ぎ(300円×2回)の往復、ロープウェイ(往復1,890円)でトータル3,090円となる。
スムーズにつながってロスタイムはほぼなかった。
でも土庄港から寒霞渓までのタクシーの運賃が約7,000円なんだけど、タクシーもありかなと思ったね。
今後また小豆島に行くかどうか分からない。
以下に作品を並べておくよ。
「肥土山/中山」、「三都半島」、「坂手港/田浦半島」、「北浦」の作品は鑑賞できていない。
よろしければ2019の作品とあわせてご覧いただきたい。
土庄港の作品
No. sd01「太陽の贈り物」チェ・ジョンファ(崔正化)
迷路のまち周辺の作品
いつも思うんだけど、妖怪美術館に行く余裕がない(笑)
妖怪美術館も作品になってしまえばいいのにね。
No. sd04「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」目
閉所恐怖症の私には少しだけ怖い作品。
夢に出てくるのは、段々通路が細くなって、さらに進行方向が下を向き、這い出ることができないようになるという内容(笑)
No. sd40「La Danse」ソピアップ・ピッチ
暑い中、意識朦朧と歩いていたら偶然出逢った作品。
写真を撮っただけなんだけど、後で解説を読むと枝の細部にアルミが叩き込まれているとのこと。
よく見るべきだった。
No. sd41「いっしょに/ともだち」スタシス・エイドリゲヴィチウス
No. sd42「立入禁止」土井健史
マップでポイントまでやってくると係の方の解説が入る。
分かりにくいからと言う理由で(笑)
迷路のまちに仕込まれたポイント14カ所をまわるというアクテビティがこの作品なんだ。
醤の郷周辺/草壁港の作品
草壁港で目についた1作品だけど撮影。
No. sd50「辿り着く向こう岸」シャン・ヤン(向阳)
2019でもここにこんな作品があったけど、今回は前作以上の存在感があるね。
元々は家具や建具なんだ。
中には靴を脱いで入るよ。
3階建てなんだ。
かっこいい。
福田の作品
sd55「そこにいた」イ・スーキュン(李秀京)がどこにあるか分からず、完全に心が折れたんだ。
もう小豆島の作品は見たくないとまで思ったけど、気を取り直して。
結局探せずだったけど・・・
No. sd34-B「葺田の森テラス」福武ハウス
No. sd34-B「アジアギャラリー『時代の風景・時代の肖像+++』」福武ハウス
作品の境界線がよく分からなかったんだけど、それがまた良かったかな。
No. sd35「葺田パヴィリオン」西沢立衛
風が吹き抜けて気持ちいい。
No. sd52-B『「地域紹介展示」福田からのお手紙』福武ハウス
寒霞渓の作品
No. sd54「空の玉/寒霞渓」青木野枝
小豆島の目玉作品だね。
まとめ
小豆島は、他の島と違って観光資源が豊富にある。
それらを放っておいて、作品の鑑賞をするというのはなかなか難しい。
私の中では、小豆島に遊びに行くついでに作品が近くにあれば見ようかな?という感覚で行くといいのかもしれないと思った。
秋には新たに4つの島が加わるけど、行く時間ができればまた小豆島の作品を鑑賞したい。