栗林公園「花園亭」はなれ『泛花亭(はんかてい)』で茶粥を召し上がれ。

桜の季節も終わり、「瀬戸内国際芸術祭2019」が始まって栗林公園は一段落。
「瀬戸内国際芸術2019」の開催地「直島」に行こうと思っていた。
そこで高松港に行く途中に、栗林公園の「泛花亭」で朝粥を食べたくなった。
「泛花亭」を管理する「花園亭」さんに電話すると、朝粥は前日までに予約をしないといけないとのことで、昨日7:00に予約をした。

そして行ってきたよ。

花園亭

公式サイト花園亭
営業時間:8:00~18:00
※朝がゆは7:00~10:00の要予約
定休日:なし
マップ

「泛花亭(はんかてい)」は「花園亭」さんの向かい側にあり、北湖のほとりにあるはなれで、茶室。
普段は利用できないので特別感があってワクワク。

少し早く着きすぎた・・・
桜の馬場の前を散歩。

I栗林公園の桜の馬場今年はここの桜を撮り忘れたんだよね~

あ、桜がまだ咲いていた。
栗林公園の5月の桜

早起きは三文の徳。

さて時間だ。

泛花亭入り口

いつもは閉まっているところしか見たことがない「泛花亭」。
今日は30分、私だけの貸切。

泛花亭内部

いいムード。

泛花亭から見た北湖。

泛花亭から見た北湖

こんな素敵な場所で朝ご飯を食べられるなんて感激。
武者小路千家先代家元、有隣斎(ゆうりんさい)宗匠監修の元に建てられたそうだ。

泛花亭内部2高松藩初代藩主、松平賴重さんは千利休さんのひ孫「一翁宋守(いちおうそうしゅ)」さんを召し抱え、茶道を指南させた。
一翁宋守さんは、引退後、京都で「官休庵」という茶室を建て、武者小路千家を開いた。
(高松松平家の茶頭という官職を辞して開いたので、「官休庵」と命名。)
有隣斎さんは武者小路千家の十世にあたる。
(平成11年、86歳でお亡くなりになっている。)
「官休庵」は現在も京都にあるよ。
今度京都に行くから行ってみよう。

茶粥がやってきた。

茶粥文字通り、お茶で炊いた粥。
茶色だね。
『幻のお茶「碁石茶(ごいしちゃ)」を使った瀬戸内の島・塩飽諸島の伝統料理「ちゃがいさん(碁石茶の茶粥)」』と公式サイトでは説明されている。
生姜のトッピングが肌寒い朝にいいね。

茶粥の器器もとても素敵。

▼碁石茶の茶粥1,620円

碁石茶の茶粥※以下料理の説明だけど、自分の知識だけで説明しているので料理名は定かではないのでお許しを。

▼タケノコ、ブロッコリー、高野豆腐、ニンジン、カボチャ、ナスの煮しめ

碁石茶の茶粥の煮しめ

ブロッコリーの茹で加減が素晴らしい。
大体朝からこういうメニューを頼むと野菜ってクタクタだと思うんだけど、そんなことはまったくなくて、しっかり作り込まれている。

▼サワラのつけ焼き、しょうゆ豆、ゴボウの酢漬け

碁石茶の茶粥のサワラさぬきの定番郷土料理、しょうゆ豆(^^♪
サワラを食べてみて鮮度がいいなと。
サワラは料理の中で唯一濃い味付けで、茶粥が進む。
もちろん冷凍ではない。
カイワレダイコンをピリッとかじる。

▼蕗とゴボウの出汁煮

泛花亭の蕗とゴボウの出汁煮サッパリクセのない蕗とゴボウ。

▼漬物

碁石茶の茶粥の漬物
菜っ葉の漬物は薄味で美味しく味付けされている。

▼和三盆

泛花亭の和三盆

四国東部でつくられる高級砂糖「和三盆」は「盆の上で三度砂糖を研ぐ」という製造工程からネーミングされた。

泛花亭の和三盆2舌の上でとろける。

先ほど私のためにつくられた料理たち、1品1品すべてがあたたかく、心に染みた。

泛花亭の掛け軸

シチュエーション、料理、流れている空気、全ての質が高く、栗林公園そのものを表していると感じた。

泛花亭の鹿威し栗林公園に観光で来られる予定のある方は、早朝散歩後に朝ご飯を「泛花亭」でいただくというのも選択肢の一つとしてご検討を。
4月~9月は栗林公園は早朝5:30から開園しているよ。

観光地って営業開始時間が遅いから午前中にまわることができるスポットが限られてしまうけど、栗林公園を最初に訪れると素敵な1日になることだろう。