百十四銀行本店に見る美しい建築
香川県高松市にある百十四銀行本店は1966年(昭和41年)に完成した。
それまでは現在の高松支店が本店だった。
(現高松支店もいい雰囲気の建物だよ)
百十四銀行本店の設計は日建設計、施工は竹中工務店。
内装は私が尊敬する流政之氏が手掛けられた。
完成2年後には第9回BCS賞を受賞している。
建物の東側には流政之氏の作品「草壁画」もある。
本日は2019年11月17日。
紅葉しかけている。
移り変わりを見るのも作品の狙い。
夜にも撮影したことがある。
また百十四銀行本店は「DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築」の一つ。
※香川県では他に「坂出市人口土地」、「香川県庁」、「瀬戸内海歴史民俗資料館」が選ばれている。
さて、歩いて外観を見ていこう。
本日は日曜日なので、残念ながら流政之氏の内装は鑑賞できない。
高松市中央公園側から見る。
中央公園の地下に駐車場があるよ。
信号を渡ると香川銀行本店さん。
こちらも先日改装が完了した。
美しいね。
夜もいい雰囲気なので、また次回にレポートするよ。
※本日、同じ場所で信号待ちをしたので撮ったよ。
▼香川銀行本店の窓に映る百十四銀行本店。
(同業がお隣同士というのは気まずいのかな?)
それはさておき、レポートレポート(汗)
ブロンズ版で仕上げられた壁。
表情がとてもいいね。
船をイメージさせるような窓の取り付け方。
株式会社百十四銀行は、表記は「114銀行」としている。
この離れた棟をつなげる連絡通路もかっこいい。
▼この広い面に窓が一つ。
ブロンズの壁、どこを見てもアーティスティック。
また平日に来て、流政之氏の内装のレポートをしたい。
※2019年12月16日追記
平日に行ってレポートをしてきたよ(^^♪
担当の方に流氏の作品を見せていただきたいとお願いすると、いろいろ解説をしてくださり、流氏の絵葉書までいただいた(^^♪
ありがとうございます!
滅茶苦茶嬉しかったぁ。
さて作品。
床と壁はすべて流政之氏のデザイン。
お客さんが写らないように撮るので全貌が分からないけど・・・
とてもいい銀行だ。
▼流政之氏の作品巡り
ずっと百十四銀行をごひいきにさせていただきます!
▼香川県の「DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築」をまとめたのでよろしければご参考に。