四国最北端「竹居観音岬」
高松市庵治町にある「竹居観音岬」は四国最北端と言われている。
瀬戸内海を眺めながら走る海岸線「高松牟礼線(県道36号線)」から、急な下り坂を海岸側に降りるとすぐに到着。
駐車場はないけど、自動車数台は駐車可能だね。
本日は梅雨空の早朝、やや曇り。
意識して見ていなかったんだけど、確かに最北端?
実は最北端は竹居観音岬ではなく、少し西にある岬なんだ(笑)
竹居観音岬は「竹居自然海浜保全地区」として、とても大切にされている場所なんだね。
海岸もきれいだ。
この先に竹居観音寺、さらに奥に竹居観音寺の岩窟(いわや)があるので行ってみよう。
とその時、イソヒヨドリさんが。
少し歩くと本堂。
岩窟を目指してさらに進む。
▼岩窟(いわや)はあの先にある。
工事をしていたね。
橋を渡る。
橋は結構高いね。
岩窟に到着。
岩窟内は恐れ多くて撮影せず。
竹居観音寺岩窟(いわや)
岩窟は、波濤(はとう)にさらされてできた自然の岩窟にて、行場として名高く、霊験灼たかにて著名です。昭和62年に入口付近が落石し、復旧して現在の姿に至ります。
遠く織田信長、豊臣秀吉に仕え中老格の生駒親正公が、天正16年(1558年)高松城を築城の折、この岩窟内に馬頭観世音菩薩を祀り、高松城の鬼門(丑寅)の守り神としてあがめました。松平賴重公(水戸光圀の実兄)が高松城を拡張し、仏生山には法然寺を造営し、神仏尊崇を政治の根本としたとき、延宝先年(1672年)に当岩窟内に勢至菩薩十一面観世音菩薩を、合せ祀り鬼門の守り神として深く信仰されました。
現在岩窟には、祭神として前三、切戸文殊菩薩(京都天の橋立知慧文殊の分身)千手観世音菩薩、大黒龍王、銀龍王、八大龍王、成田山不動明王を、お祀りしています。
馬頭観世音菩薩の使者と言われる大黒龍王は、商売繁昌の神として広く知られております。
古くより、私達の祖先は善男善女の信仰の中心として護摩による祈願、祈祷を永らく継承すて参りました。
生駒親正(いこまちかまさ)さん、水戸黄門こと水戸光圀さんのお兄さん「松平賴重(まつだいらよりしげ)」さんは栗林公園をつくられたお方。
▼生駒親正さん夫妻のお墓は高松市錦町の弘憲寺にある。
▼高松市仏生山町「法然寺」について
▼どんな天気でも瀬戸内海はいつも美しい。
晴れていればもっと島が見えるんだけど、これもまた瀬戸内海。
とても素敵な場所だった。
工事が完了して、晴れた日にもまた時々訪れたいね。