屋島城址「浦生の石塁」に行く。

屋島城址「浦生の石塁」に行く。

屋島城跡は屋島に3カ所ある。

一つは頂上付近にある「城門跡」。

ここはメジャーなのですぐに行くことができる。

屋島城跡
屋島城址(城門跡)

2つ目は屋島寺の北側にある「北斜面土塁」。
(ここはまだ未踏)

そして本日は3つ目「屋島城址(浦生の石塁)」に行く。

あまり情報がなく困惑したんだけど、高松市屋島西町「鵜羽(ウノハ)神社」から行くことができる。

鵜羽神社
鵜羽神社

写真右側を上がって行くよ。

いろいろ分岐があるんだけど・・・

浦生ルート
上がっていくと川があるので、川伝いにさらに上がっていく。

浦生ルート2
ここまで、軽自動車なら来ることができると思う。

浦生ルート3
砂防ダムの手前に入口がある。
鉄の棒を引き抜いて開けて入る。

分岐があって分かりにくいんだけど、この砂防ダムをまず目指すといいよ。

さて、道を探す。

浦生ルート4
道が見当たらないので、テープの印がたより。

夏はマムシ、スズメバチなどが危険で、さらにヤブコギ(草木をかき分けて進む)なので冬を選んだ。

しかし枯葉ですべるすべる。

浦生ルート5

木を掴んで登ることがあるので、軍手が必要かも。

浦生ルート6
柵伝いに登ってみるか?
いや、テープがない。

浦生ルート7
テープがあった。

アドバイスだけど、必ずテープがあるので、見失ったらテープを探してね。
もしなかったとしたら、直前のテープまで戻って勇気ある撤退をするように。

屋島は低い山だけど、絶対に軽くみてはダメだ。

浦生ルート8

道が竹で塞がれてくる。

浦生ルート9
昼なのにすごく暗い。
とても怖い・・・
朝から昼過ぎくらいまでに登りたいところ。

テープを見失った・・・
撤退しようかと周辺を探すとまたテープを発見。

絶対にこのテープを頼りに移動してね。

浦生ルート10
ん?なんか石がゴロゴロあるぞ?

ひょっとして石垣の石では?

浦生ルート11
お~絶対そうだよ、石垣の石だよ(^^♪

あれ、テープが下っていく道があるぞ?

少しだけ登ってみよう。

浦生ルート12
あ、屋島城址の標識があった(^^♪

屋島城址説明

屋島城址

屋島城址は、「日本書紀」の天智天皇6年(667)11月の条に「倭国の高安城・讃吉国山田郡の屋嶋城・対馬国の金田城を築く」との記事にある古代の山城である。
当時、朝鮮半島の新羅により半島が統一され、663年の白村江の敗戦によって、国内に大陸や半島からの侵攻が予想された。このため対馬から北九州、瀬戸内を経て大和に至る要所に築城し、防衛力を強化した。屋島城は、瀬戸内東西の中間地点で、備讃海域を防衛するうえで、重要な城であった。
現在、屋島城址に関係する遺構には、標高100mの山腹に谷川と直角に交わる石塁と、その北西に、ほぼ三段に盛土した瘤状の櫓台を推定される遺構がある。ここからは備讃海域の視野は広く遠望もきく。

高松市教育委員会

勘違いをしていた。
戦国時代の城なのかと思ったら、古墳時代、飛鳥時代の時期の城だったんだ!

ここにずっと来たいと思っていた。

なかなか情報もなく、時間もなかった。

やっと来ることができてすごく嬉しい(^^♪

浦生ルート13

ここから屋島頂上まで行くのが「浦生ルート」。

しかしテープを発見できず・・・

勇気ある撤退を。

また情報を仕入れる必要がある。

そして別ルートを降りて分かったことがある。

浦生ルート14
砂防ダムを越えたところに、歩きやすい道があったよ・・・
これは重要な情報だ。
ここを登ればすぐに石塁に行くことができる。

ふ~ちょっとした冒険だった。
今日登った道はすごく怖かったよ・・・

ジョウビタキ
ジョウビタキさんが癒してくれた。

鵜羽神社の前は海があるんだよ。

鵜羽神社前の海
階段をのぼって砂浜にでる。

鵜羽神社前の海2
女木島、そして高松シンボルタワー、赤灯台「せとしるべ」も見ることができる。

浦生ルート、次回は絶対頂上まで登るよ!