イサム・ノグチ氏の遺作「time and space」と「石の壁」

イサム・ノグチ氏の遺作「time and space」と「石の壁」

イサム・ノグチ氏は香川県ゆかりのアーティスト。

世界的建築家、丹下健三氏と知り合いになり、北大路魯山人氏に陶芸を学ぶ。

広島県「平和記念公園慰霊碑」のデザインして採用されたんだけど、アメリカ人であるということで却下された経緯がある。
(丹下健三氏が変わって製作することになったわけだけど、イサム・ノグチ氏のデザインがいかされている。)

ユネスコ庭園の作品素材に香川県高松市庵治町や牟礼町で産出される「庵治石」を使用した。
それがきっかけで牟礼町にアトリエを構える。

そのアトリエは現在「イサム・ノグチ庭園美術館」となっている。

香川県には高松市中央公園、香川県立博物館、一の宮公園(観音寺市)などにも作品がある。

イサム・ノグチ氏の遺作が高松空港にあるので見に行ってきたよ。

高松空港に入る途中、「time and space」を見ることができる。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」

作品の向こう側に道があり、自動車をとめることができるよ。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」2

「time and space」と刻まれている。

裏側に説明があるよ。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」説明

このモニュメントは、本県の牟礼町にアトリエを構え、こよなく讃岐の自然と石を愛し、香川を第二の故郷として、世界的に活躍されたイサム・ノグチ氏が、新高松空港の開港の記念として、制作された石組の彫刻であります。
この作品は、氏の長年に亘る幅広いジャンルの創作活動のなかで最後のものとなり、遺作となったものであります。
この作品の銘につきましては、製作依頼者である香川県に一任されていましたが、香川県としては、イサム・ノグチ氏の芸術を永久に顕彰するため、銘は氏が創作意図を説明した言葉から引用させていただき、TIME & SPACE(時間と空間)といたしました。
また、碑銘につきましては、氏の直筆の文書より抜粋させていただきました。
平成元年11月吉日
香川県知事 平井城一

仕上げはご本人ではないんだけどこの「time and space」は遺作となったわけだね。

いろんな角度から見てみよう。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」3

前方後円墳のようだ。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」4

「時間と空間」を感じられるかな?

高松空港イサム・ノグチ「time and space」5

今まで見てきた作品とはまったく違う作品だ。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」6

見る角度によっていろんな表情がある。

高松空港イサム・ノグチ「time and space」7

「時間と空間」、そんな気がしてくるよ。

空港に入る少し手前にイサム・ノグチ氏による「石の壁」もあるのでそちらもお忘れなく(^^♪

イサム・ノグチ氏「石の壁」

香川県内にあるいろんな彫刻をみるけど、イサム・ノグチ氏はいろんな芸術家に影響を与えているんだなと感じる。

偉大なアーティストが香川県に存在していたことを誇りに思う。

場所
【住所】:香川県高松市香南町由佐
Googleマップで場所を確認する