香川県最大のダム「椛川ダム」で避暑

香川県最大のダム「椛川ダム」で避暑

2021年、高松市塩江町に椛川(かばがわ)ダムができた。

香川県で高さ、総貯水容量が最大となる。

毎日暑くて外出する気にもならないんだけど、塩江町なら涼しいかなとフラッと行ってきたよ。

まず県道193号線から徳島方面に向かい、「道の駅しおのえ」を通り過ぎる。

県道106号線をさぬき温泉方面に進むと到着。

椛川ダム

お~さすが香川県最大のダム、大きいね。

2014年から始まった工事、2021年7月30日に完成予定だったみたい。
2021年8月7日に最終打設式が行われていたよ。

ダム自体はこれで完成で、3年後に本格運用とのこと。

県道106号線を通ってくると、最初に展望広場に到着するよ。

椛川ダム案内図

樺川湖の外周を自動車でグルッとまわることができる。
概算だけど5kmくらいになるのかなと。

椛川、樺川の「椛」と「樺」の両方の表記が散見したけどどっちなんだろうね。

椛川ダム説明

昔々、樺の木の香りが川を流れをたどって人々に季節を感じさせていた。
それで「香川郡」ができたんだって。

※ここ高松市塩江町は2005年まで「香川郡」だった。
※草間彌生さんのカボチャ「南瓜」は岡山県のすぐ手前にある直島町にあるけど、直島町は香川郡という不思議。
※そして現在の香川郡は直島町のみ。
※直島のかぼちゃ、先日の台風で壊れちゃったみたいだね(T_T)

香川郡が中心にあるので「香川県」と命名された。
このことを考えると胸が熱くなるね。

展望広場駐車場には、記念撮影用のフレームがあるよ(笑)

椛川ダム記念撮影

▼キャラクター、カバガワダムだけにカバさん(笑)
「かばりん」ね。

椛川ダムカバのキャラクター「かばりん」

葉っぱ持ってるよ。
樺の木かな。
か、可愛い。

ここ展望広場から、歩いて山頂広場に行けるようなので行ってみよう。

▼とてもアーティスティック。

椛川ダム展望広場

避暑に来たんだけど、少し暑いかな・・・
高松市中心部に比べるとかなり涼しいけど。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ

時折、涼しい風が吹く。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ2

樺川湖が美しい。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ3

▼コマツナギさんがいっぱい咲いていた。

椛川ダムのコマツナギ

ハギに似ているんだけど、葉っぱがいっぱいあるのでコマツナギ。
結構珍しい花なんだけど、周囲にいっぱい咲いていた。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ4

ダムは完成しているけど、周辺の整備はまだこれから。
でもこれから楽しい場所に急成長しそうな予感。

▼ここの階段がきつかったぁ。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ5

風が吹くとすごく涼しい。
避暑地に選んだのは正解だ。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ6

▼写真右側に見えるのは管理事務所。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ7

▼ちょっと分かりにくいけど、ダムの上も自動車で通ることができるよ。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ8

▼山頂広場に到着。

椛川ダム展望広場から山頂広場へ9

標高440m、展望広場から約60m上がったわけだ。

ここは完全に涼しい!

▼全貌を見渡すことができる。

椛川ダム山頂広場

▼東屋があって、日陰はもっとに涼しくて天然のクーラーだよ。

椛川ダム山頂広場東屋

ここならずっといても苦痛じゃない(^^♪
暑さをしのぐことができて過ごしやすいよ~

管理棟に行ってみよう。

椛川ダム管理棟

椛川ダムの説明やジオラマ、周辺の案内が資料として展示されていた。
とてもきれいなトイレもあるよ。

椛川ダム管理棟写真

展望広場に戻り、自動車で外周をまわってみよう。

反時計周りに。

▼まずダムの上。

椛川ダムの上

自動車をとめて散歩している方々も。

椛川ダムの上から樺川湖
椛川ダムから樺川湖方面

椛川ダムの上から
反対側

うひょ~高所恐怖症なんだった(T_T)
カメラのストラップを付けてないので余計に怖かった。
ちなみにこちら側には公園が整備される予定で、さらにここから降りて公園に行くことができるようになっている。

自動車に乗り込み先に進むと案内図上側の道路、「休憩所」からは通行止めになっていた。

椛川ダム案内図2

そして時計回りに切り替えて、案内図左下「休憩所」まで行くことができた。

道路はきれいなんだけど、案内図にあるような施設はまだ整備されていない。

椛川説明

蒲川の名前の由来
樺川の奥の木綿織(もめおり)に登る谷口付近は、おいだしとよぶ。そこには、樺の木が何本も自生していた。その花の香は、ふくいくとし、川の流れに乗ってどこまでも香っていき、人々はこれによってめぐる季節を知らされた。
この川を香東川、ゆかりのある地をそれぞれ、香川県香川郡と名づけ、花の生えていた地を樺川と称して讃えるようになった。
しかし、60年前ごろには、すでにこの木はなかったといわれている。

「讃える」が「讃岐」の文字を使っているのも粋だね(^^♪
「ふくいく」とは「馥郁」と書き、香りが良い様子、ということね。

香川県で一番大きなダム、早く周辺も整備されるといいね。

高松市では外出しようと思えない毎日、避暑に来てみたらいかがかな?

香川県の名前の由来になった聖地だし。

現時点でも眺めはいいし、暑さをしのぐにはとてもいい場所だ。

【住所】香川県高松市塩江町安原上東