庵治観光交流館「寫眞館(しゃしんかん)の珈琲」の500円モーニング
高松市庵治町は長澤まさみさんの出世作「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地となった場所で、現在では「純愛の聖地」と呼ばれている。
映画が上映されたのは随分前の話で、そのように紹介するのはもう古いかな。
その情報は必要ないくらいロケ地であった庵治町は素敵な場所なので、私はよく訪れている。
▼よろしければ約2分の動画を見てから読み進めてね。
地元の人間からすると、デートスポットとしてはベタ過ぎた時期を通り越して落ち着いている感じ。
なんちゃってで訪れるくらいがちょうど良いかもしれない。
ちなみに映画の興行収入は85億円、主題歌は平井堅さんの「瞳を閉じて」は2004年オリコンシングルチャート第1位でミリオンセラー。
当時の庵治町は観光客だらけで大変な賑わいだったそうだ。
久しぶりに「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地に行ってみようということで向かっている途中、黄色に光るパトランプに気が付いた。
「モーニングの時間を15時まで延長します」と書かれてあった。
庵治観光交流館「寫眞館(しゃしんかん)の珈琲」さんのモーニングのパトランプだったようだ。
※というかもうここはロケ地でしょ。
15時までモーニングを延長するということに興味が湧いたわけではないんだけど、何か気になった。
お~映画に出てきた寫眞館。
駐車場は道路を挟んで反対側の庵治観光交流館駐車場にとめた。
映画で使用された寫眞館はカフェとして復元された。
9:30から営業開始で現在は8:00。
パトランプがまわっているけど・・・
私:「開いてますか?」
店員さん:「開いてますよ(*^^*)」
やったね。
店内はレトロ。
こちらのコーヒーは豆を石臼で挽くようだ。
2階にも席があるとのこと。
突き出している席に座る。
リーズナブルなモーニング500円を注文。
目玉焼きに醤油がかけられていてびっくり。
私は目玉焼きにこだわりはなく、醤油、塩、マヨネーズなど気分に合わせてかける。
知人たちは目玉焼きに何をかけて食べるか論争まで起こるのだけど、こちらではあっさり醤油がかけられている。
彼らをここに連れてきたら何というだろうね(笑)
※映画の中でコロッケには醤油かソースか、というやり取りがあるけどね・・・
(なんやかんや映画見てんじゃん・・・)
サラダもボリュームがあり、これで500円はコスパが高い。
加えてロケーションも良し。
朝陽を浴びて、食事がさらに美味しく映る。
モーニングにつくコーヒーは石臼コーヒーではないらしいけど、コーヒー通の私としてはお気に入りコーヒーとなったよ。
さけが入ったふっくらおむすび。
海苔の香りがいいね。
メニューを見ていると魅力的なものがいっぱい。
9:30~16:30の営業となっているけど、前述したとおり8:00から開いているよ。
モーニングについていたのはブレンドコーヒーとのことだったけど、100円アップで変更できたのかな?
限定10食の屋島カレー食べてみたい!
ご飯が屋島のように台形に盛られている。
▼海苔の解説があるけど、さっきのおむすびの海苔が美味しかったわけだ。
▼ぜんざいの「替え餅」って面白い。
めっちゃユニーク!
▼わんちゃん連れの方にも朗報。
ワンちゃんには庵治石の器でウェルカムドリンクを出してくれるんだって。
コーヒーも料理も美味しく充実した時間と朝ご飯だった。
▼私が座った席は2階のここ。
普段は使用していないドアから出していただいた。
ドアを開けるとすぐ席があるので、普段は使用していないんだって。
高松市と北海道帯広市は物産姉妹都市なんだよ。
実は私は帯広市出身の高松市在住。
純愛の聖地の申し子なのだ。
ここに来て心があたたまった。
まさしく純愛の聖地。
このあと「王の下沖防波堤」やブランコのある「皇子神社」に行くよ。