SNS映え必至!大正レトロな建築「高松市水道資料館」で水道について学ぼう。

高松市水道資料館について

高松市鶴市町の香東川沿いにある「高松市水道資料館」がリニューアルオープンした。

大正時代に建てられた洋風レトロな建物で、高松市の水道の歴史を学ぶ事ができるスポット。
また、高松市水道資料館は国の登録有形文化財に登録されている旧御殿水源地で、浄水場だった。

建物はとても美しく、訪れる価値が高い。

高松市水道資料館のすぐ横には現在の浄水場「御殿浄水場」があるよ。

高松市御殿浄水場

※「御殿」とは地名。

▼美しく塗り直された外観
高松市水道資料館外観

以前の古びた感じも好きだったんだけど、見ばえがかなり良くなったね。
建物は「旧喞筒場(きゅうそくとうじょう)」(写真手前)と「旧事務所」(写真奥側)、「倉庫」の3つ。

以下高松市水道資料館をレポートしよう。

喞筒状

まずは「旧喞筒場」に入ってみよう。

高松市水道資料館入り口

「旧喞筒場」は香東川の伏流水をろ過池へ送る低揚ポンプと、水源池で作った水道水を西方寺配水池へ送る高揚ポンプを設置するポンプ場だった。

内部はかなり奇麗になり、資料のパネルがたくさん。

高松市水道資料館内部

「江戸時代の水道」、「近代水道の誕生」、「近代水道の発展」、「近代水道のしくみ」という区画で分けられていて、とても興味深い内容。

しかしレトロなつくり。

喞筒場の地下ポンプ室

▼地階ポンプ室
高松市水道資料館地階ポンプ室

地下ポンプ室に降りてみる。

高松市水道資料館地階ポンプ室2

階段があるよ。

高松市水道資料館地下ポンプ室階段

▼地下ポンプ室
高松市水道資料館地階ポンプ室3

香東川の伏流水をろ過池へ送る低揚ポンプの方ね。

高松市水道資料館地階ポンプ室4

香川県高松市は、1890年(明治23年)に40番目の都市として誕生した。
当時は水道がきちんと整備されていなくて、蚊川(かがわ)、多蚊松(たかまつ)と言われるほど不衛生だったんだって。

高松市水道資料館地階ポンプ室5

香川県は日本一面積が小さく、大きな川もない。
だから「ため池」の数が日本一なんだ。

高松市水道資料館地階ポンプ室6

ダムや井戸もきちんと整備されてきた。

ベンチに座って考えさせられたよ。

高松市水道資料館地階ポンプ室のベンチ

先人たちの努力により、安心して水を使用することができる。
特に香川県人の私は水を大事にしないといけないな。

しかし「蚊川」とか「多蚊松」などの汚名返上をし、今の美しい高松市を見ると涙ぐましい努力があったんだろうね。

レトロな内観

戻って散策を続けよう。

高松市水道資料館地下ポンプ室スナップ

窓枠も塗り直されて奇麗になっているけど、大正時代当時の木をそのまま使用しているんだって。

高松市水道資料館の窓

高松市水道資料館の窓2

▼西方寺配水池に水道水を送っていた高揚ポンプ
高松市水道資料館高揚ポンプ

※「西方寺」は少し離れた場所にあるよ。

あ、地下にもあった優しいベンチ。

高松市水道資料館木のベンチ

館内はレトロな雰囲気でいっぱい。

高松城下図屏風の水を汲む人

特に興味を引いたのが「高松城下図屏風」。

高松城下図屏風

この屏風はいろんなところでよく見るんだけど、意識して細部を見ていなかった。
何と、江戸時代の人々の生活が小さく描かれているんだよ!
(アップの写真を撮り忘れた・・・)

その中に、水を汲んで飲む人たちを見ることができる。
(訪れたら確認してみてね。)

高松城下では、高松藩初代藩主「松平賴重(よりしげ)」さんの命により、湧水を水源とする水道が整備されたんだって。
香川県高松市のことを学ぶと賴重さんをとても知ることになるね。
香川県の観光スポットしてはずせない「栗林公園」、「玉藻公園(高松城址公園)」、「法然寺」(高松市仏生山町)、「志度寺」(さぬき市志度町)と絡んで学習が深まったよ。

喞筒場の入り口には高松城で発見された「井戸側」が展示されてあったよ。

高松城の井戸側

「井戸側」は井戸の周囲に設けた囲いのこと。

とても勉強になった。

喞筒場の裏側から出て、旧事務所に行ってみよう。

▼喞筒場裏口
高松市水道資料館喞筒場の外観裏側

旧事務所

▼旧事務所外観
高松市水道資料館旧事務所外観

旧事務所は鍵がかかっていたよ。

内部は・・・

高松市水道資料館旧事務所内部

随分モダンになったね・・・

まとめ

駐車や入場は無料なのでお気軽に。
団体での見学、前撮りや見学以外での来場になると事前連絡が必要なのでご注意を。

地震時の対策方法、浄水時に発生する「浄水発生土」の利用や、香川県の水道の半分は高知県「早明浦(さめうら)ダム」に依存していることなど多くの事を学んだ。

「倉庫」はただの倉庫だったのでレポートせず(笑)

とても美しい桜がいっぱい咲いて、桜の花びらがレトロな建物を飾る姿がとても好きだったんだけど、切られてなくなってしまったよ。

▼4年前に撮影した旧事務所の桜
桜フンワリ

リニューアルして新しくなってしまったことが残念でもあるんだけど、外観の美しさを鑑賞しながら高松市のことを違う角度で学ぶことができてとても有意義だった。

しかし以前もそうだったんだけど、来場者が少ない。
SNS映えもかなりする場所なんだけど・・・

以前の雰囲気をしっかり残しつつ、新しく生まれ変わった高松市水道資料館へぜひ足を運んでみてね。

▼香川県の観光スポットまとめ

公式サイト香川県広域水道企業団
開館時間:10:00~17:00
休館日:12/29~1/3
入場料:無料
場所
【住所】:香川県高松市鶴市町 御殿1360
【電話】:087-839-2711
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