旧三井家下鴨別邸にて明治レトロを感じる。
世界遺産下賀茂神社はとても魅力的な神社だった。
大炊殿、河合神社、秀穂舎をまわり、いざ、出町桝形商店街へ行ってみようと思ったのだけど何やら楽しそうなスポットを発見。
重要文化財「旧三井家下鴨別邸」だ。
3階の望楼は特別公開中で、人数に限りがあると書いてあった。
今でも入れるかな?
行ってみよう。
旧三井家下鴨別邸は、下鴨神社の南に位置し、三井家11家の共有の別邸として三井家北家(総領家)第10代の三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建築されました。この地には明治42年(1909)に三井家の祖霊社である顕名霊社(あきなれいしゃ)が遷座され、その参拝の際の休憩所とするため、大正14年(1925)に建築されたのが現在の旧邸です。建築に際しては、木屋町三条上るにあった三井家の木屋町別邸が主屋として移築されました。昭和24年(1949)には国に譲渡され、昭和26年(1951)以降、京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年まで使用されていました。近代京都で初期に建築された主屋を中心として、大正期まで整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されており、高い歴史的価値を有していることから平成23年に重要文化財に指定されました。
あの3階にある望楼にも行きたい。
お、どうやら入館できるようだ。
やったね!
主屋の2階には通常非公開の部屋があった。
別料金で利用可能。
午前 9:00~ | 午後 12:00~ | 全日 ~17:00 | |
座 敷 | 5,100円 | 6,000円 | 8,600円 |
居 室 | 2,100円 | 2,400円 | 3,400円 |
茶の間 | 1,200円 | 1,400円 | 1,900円 |
3階望楼とのセット券を購入すると、3階へまず案内される。
3階望楼からの眺めは素晴らしく、絶対セット券を購入すべき。
周囲のプライバシーの問題で写真撮影禁止となっているのでご注意を。
マナーの悪い方が写真を撮っていてガイドの方と揉めていて心が痛かった。
景色がとても素晴らしいのに残念だ・・・
さて2階に戻って鑑賞しよう。
伊藤若冲さんは江戸時代の画家で、屏風は高詳細複製品。
「奇想の画家」と呼ばれている。
絵に近付いてよく見ると升目が見える。
「升目描き」や「モザイク画法」と称される手法で描かれている。
どちらも川べりの動物たちの絵で花や木が独創的に描かれているね。
1階に降りる。
湯気が天井から抜ける仕組みになっているんだって。
とにかくどこを撮っても映えるね。
▼こうやってあらためて見ると3階の望楼は楽しかったなぁ。
最後に映える撮り方はやっぱりパンフレットに写っているこの位置かな。
明治時代のレトロ感がすごく伝わってきてとても癒された。
もうちょっと長く滞在したかったな。