京都国立博物館の魅力は平成知新館だけではなかった・・・
京都国立博物館の平成知新館には歴史的に価値の高い彫刻、中国の陶磁、絵画などが展示されている。
写真撮影禁止なので躊躇(ちゅうちょ)していたんだけど、心に残すということも大事なので行ってきた。
明治古都館は閉館中。
明治28年(1895)に建てられ、昭和44年(1969)に重要文化財に指定された。
特別展覧会に使用される。
ん?噴水の向こう側に「考える人」がいるよ?
雨ざらしだし、またレプリカかな。
(実際京都はレプリカが多く、特別展示などでしか本物は見られないことがあるからね・・・)
趣があるねぇ。
平成知新館も設計は、ニューヨーク近代美術館の新館、東京国立博物館、法隆寺宝物館、豊田市美術館などを手がけた世界的建築家、谷口吉生氏で、建物としても見る価値あり。
さて、館内は撮影禁止なのでカメラをしまっておこう。
内部は3階まであり、特に仏像が美しかった。
特設コーナーで鳥獣戯画のレプリカを触らせていただいたのだけど、これまた楽しい。
巻物を見る楽しみ方を教えていただいたんだけど、今度レプリカを通販で買おうと思っている。
あ、レプリカだけど写真撮影OKのものがあったからカメラカメラ・・・
式部輝忠(しきぶてるただ)筆、室町時代の作品。
伝狩野宗秀筆(かのうそうしゅう)、桃山時代の作品。
どちらも高詳細複製品。
さて、完全にこういうところは写真撮影禁止という認識なので撮る気持ちがなかったんだけど、記事を書いていて京都国立博物館の外にある撮影可能の作品を知ってしまった。
まず、先に掲載したロダンの「考える人」は本物だった!
そして外は「東の庭」、「西の庭」、「噴水エリアあるエリア」、「茶室堪庵」に分けられているけど撮影可能なのだ。
【東の庭】
墳墓表飾石造遺物 (ふんぼひょうしょくせきぞういぶつ)3点
【西の庭】
鎌倉時代の石燈籠など18点
【噴水のあるエリア】
豊臣秀吉が創建した方広寺石垣(ほうこうじいしがき) と、ロダンの「考える人」・・・
【茶室「堪庵」】
ほんとに「仁和寺にある法師」なのである・・・
京都にはまたすぐに来ないとね。