三豊市仁尾町「常徳寺」の重要文化財
香川県の文化財を調べていると、三豊市にはたくさんあるんだよね。
三豊市って最近おしゃれなお店もいっぱいできているし、開発も進んでいて勢いを感じる。
SNSの聖地父母ヶ浜の影響も大きいだろうけど、三豊市の方はあまり好ましく感じていない方も一定数いらっしゃる。
発言には気を付けたいところだね。
しかし父母ヶ浜は放置しておくとすぐにゴミが打ち上げられて汚くなってしまう。
毎日地元の方が掃除をされてあの景色がある。
脱帽なのだ。
さて、本日は仁尾町にある国の重要文化財を擁する「常徳寺」さんにお邪魔した。
狭い道を通って、境内の隅に自動車をとめさせていただいた。
絹本著色八相涅槃図
県指定有形文化財
昭和63年2月26日指定
本寺所蔵の涅槃図は、沙羅双樹の床の上に横臥した涅槃仏を中心に、摩耶夫人・諸菩薩をはじめ、一切の生類が嘆き悲しむ光景を中心として、周囲に釈迦入滅・前後の時間経過が、描かれている八相涅槃図である。
八相涅槃図は、全国委十数幅現存しているが、本図は長崎県最教寺本(重文)、広島県耕三寺本(重文)と同様の構図である。
平成24年7月吉日
三豊市教育委員会
常徳寺
さきほど、近くにある「覚城院」さんの県指定有形文化財の説明は仁尾町教育委員会だったけど、こちらは三豊市教育委員会なんだね。
どうすれば鑑賞させていただけるのかな?
連絡してお願いすればいいんだろうか。
小心者の私にはなかなか高いハードル・・・
また調べておくよ。
重要文化財は鑑賞可能、やったね(^^♪
常徳寺円通殿
重要文化財附棟3枚
昭和30年6月22日指定
昭和42年12月11日附指定
所有者:常徳寺
この建物は室町初期応永8年(1401)の建立で禅宗様式仏殿として四国唯一の貴重なものである。
構造の特色は桁行三間、入母屋造り本瓦葺きで、粽付きの円柱は、石の礎盤の上に立ち外回りは桟唐戸と縦板壁、両側面中央に花頭窓が開けられ長押縁側がない、内部の床面は四半瓦敷、天井は高く、竜の絵の鏡天井でその周囲は化粧屋根裏とし來迎柱の全面に巣弥壇をおき、厨子に本尊聖観音を安置している。
当初の禅宗様を、今に伝える禅宗仏殿として価値がたかい。
平成18年9月21日
三豊市教育委員会
恐れ多くも内部を撮らせていただいた。
説明書きをよく読んでいなかったんだけど、天井や床も撮っておくべきだった・・・
次回リベンジ。
重要文化財はオーラが違うね。
横に「香川の保存木」が。
帰ってからまた調べようと思っていたら、ここではなくソテツの話だったんだよ・・・
写真を探してみたら、このソテツさんかな?
常徳寺さんにはまたお邪魔させていただくことになった・・・
中華そばうどんの長兵衛さんと合わせてね(^^♪