高松市茶臼山古墳に行く方法

香川県には茶臼山古墳が3つある

香川県には「茶臼山(ちゃうすやま)」という古墳が3つ存在する。

さぬき市の富田茶臼山古墳(国指定史跡)、坂出市と綾歌郡宇多津町にまたがる田尾茶臼山古墳(県指定史跡)。

そして高松市前田西町・東山崎町・新田町の3つの町にまたがるという高松市茶臼山古墳(県指定史跡)。

本日は高松市茶臼山古墳に行くよ。

実は前回Googleマップを頼ると行くこととができなかったんだよね。

ちょっと寄り道「久米石清水八幡」のシダレザクラ

▼久米池、久米石清水八幡さんの近くに高松市茶臼山古墳はあるよ。

久米石清水八幡

桜が散っている。
ここも桜の名所だね。
来年来よう。

さぬき百景としても有名なスポットだ。

久米池さぬき百景

サクラ並木は見頃を過ぎて残念だけど、シダレザクラは満開で見頃。

久米石清水八幡のシダレザクラ

久米石清水八幡のシダレザクラ2

久米石清水八幡のシダレザクラ3

久米石清水八幡のシダレザクラ4

はっ、何をやっているんだ、古墳に行かないと。

久米石清水八幡さんには入らず、通り過ぎると行くことができるんだ。

久米池周辺のボケの花

Googleマップの案内で来た場所はやはり個人のお宅・・・

久米池周辺のツバキ

目指すは「茶臼山石土一心院」

ネットで調べると、「茶臼山石土一心院」から行くことができると知った。

茶臼山石土一心院

この山が茶臼山なんだ。

階段を上ると「茶臼山石土一心院」。

茶臼山石土一心院2

さらに上に行く階段が。

茶臼山石土一心院の階段

お地蔵さんがいっぱい、こんにちは前を失礼いたしまする。

高松市茶臼山古墳の登山道

階段を上がりきると、道が登山道のようになった。

高松市茶臼山古墳の登山道

分岐っぽい場所になる。
ここが運命の分かれ道。

高松市茶臼山古墳の登山道2

私は2択をよく外す・・・

話が少しそれる。
2つの見た目が同じカギを持っている。
部屋を開ける時、いつも2択を迫られる。
そしてほぼ外す(笑)

USBメモリをPCに刺す時、必ず反対になる(笑)
しかも間違っていると思って反対にすると、実は合っていたなんてこともね(苦笑)
(カギの時も同じようなことが起こる・・・)

本日は、右だと思うんだけど、そこを敢えて左に行ってみよう。

少し視界が広がる。

高松市茶臼山古墳の登山道3

行き止まり・・・

祠(ホコラ)と岩、あなたに出逢えたから間違いではなかった。

高松市茶臼山古墳の登山道4

戻る。

でも右も道がなくなっている感じがしたんだけどね・・・

高松市茶臼山古墳の登山道5

こっちで合っているのか、これは道なのかと不安になりながら突き進む。

行き止まり?

高松市茶臼山古墳の登山道6

高松市茶臼山古墳に到着

倒木をくぐると説明書きの看板があったよ。

良かったぁ。

登り始めて20分くらい。

高松市茶臼山古墳説明

高松市茶臼山古墳

史跡
昭和45年8月8日
香川県指定

この古墳は、今から1600年ほど前、古墳時代前期に造られた豪族の墳墓である。形の上から前方後円墳とも呼ばれる。
今立っている所が後円部で、ここにある二つの竪穴式石室が遺体を埋葬する施設で、後円部から北東方向に墳丘が延びており、これが前方部である。古墳の全長は66m、後円部直径25m、前方部端幅11mで、丘陵を利用している。後円部は、自然地形上に2.4mの盛土をしている。
古墳の調査は、昭和44年7月29日から10月24日まで、香川県教育委員会、高松市教育委員会のほか、地元有志など多くの方々の協力で行われた。香川県内では、大川町富田、坂出市田尾の茶臼山古墳等が知られている。 この古墳は、高松市東山崎町、前田西町、新田町にまたがり、後円部の中心に三町の境界があるので山の名前から高松市茶臼山古墳と呼んでいる。

高松市教育委員会

前方後円墳なんだ。
有力な方だったんだね。

高松市茶臼山古墳石室
石室1

高松市茶臼山古墳石室2
石室2

高松市茶臼山古墳説明2

竪穴式石室

第一主体部(南)
第二主体部(北)

第一主体部
この石室は長さ10m、幅6.2m、深さ1.1m傾斜角度約50度の土壙の中に築かれています。石室は、安山岩の板石を小口積みし、裏ごめとして多くの石と土砂がっめられています。床面には、粘土が敷きっめられ、その上に木棺に入れた遺体が安置されたものと思われます。石室の規模は、長さ5.45m、深さ1.35m、幅は西方で0.7m、東方で1.1mと東方が広くなっています。天井の蓋石には九個の石が用いられていますが、中には重さが2.5トンもあると思われるような巨石が見られます。遺体は石室の内部に頭を中央に向かい合わせて二体分があり、その中央部に朱に染まって鍬形石が二個出土しています。その他ガラス製の小玉、玉製の管玉、勾玉などの装身具とか、鉄器では剣五口、太刀一振、鉄鏃四口、銅鏡一面(平縁画文帯重列神獣鏡)、 土師器二点なども発見されています。

高松市教育委員会

木が茂っていて前方後円墳のように見えなかった。

▼高松市公式サイトによると、この方角で見ると前方後円墳として分かりやすいはずなんだけど・・・

高松市茶臼山古墳

前回はたどり着けなかったわけだし、石室も見ることができたので良しとしよう(^^♪

帰りにワラビを発見。

高松市茶臼山古墳のワラビ

フキノトウ、タケノコ、ツクシ、タラの芽、菜の花、ワラビ、今年は何も食べてないな・・・

まとめ

茶臼山古墳を目指すと、まず香川県内に3つあるので困惑する。

そしてGoogleマップが間違えるのでさらに困惑。

この記事がお役にたてますように。

香川県の文化財についてまとめ始めているんだけど、週末や移動することがが楽しくなった(^^♪

※場所はここなんだけど、Googleマップのルート案内では間違ってしまう。
(2022年4月現在の話)

以下「茶臼山石土一心院」を目指して、その上に進んでね。