日本一低い山と松をアートに染める「The 4th ART Summit on the 御山」
日本一低い山
白鳥神社の海側は瀬戸内国立公園「白鳥の松原」。
お隣の「津田の松原」に隠れて少しマイナー感は否めない(失礼)
しかし、津田の松原も素晴らしいんだけど白鳥の松原もとてもすてきな場所なんだよ。
日本一低い山を主張している。

山(やま)とは、周囲よりも高く盛り上がった地形や場所のことをいう。地形学では丘陵や台地よりも周囲との相対的高度差(比高)や起伏が大きいものを指す。平地と比べ、傾斜した地形から成る。
Wikipediaより

ま、とりあえず山ということで。
The 4th ART Summit on the 御山
それはさておき、白鳥の松原がアートで飾られている。
「The 4th ART Summit on the 御山」が開催中だ。
期間は2020年10月17日~11月15日まで。

4回目ってことだけど、知らなかったよ。

白鳥の松原に18のアートが点在。

ちょっとワクワク。
とても良かったので1番から18番まで順番にご紹介しよう。
「Flying Jellyfish」植本 多寿美

大きなクラゲ。

「Where is the blowing wind」大川原 誠人

確かに風がないよね。

松の恩恵を感じよう。
「StayHome四畳半1/2」アキホ タタ


四畳半の半分のサイズ。
四畳半には規格がいろいろあって、「京間」、「中京間」、「江戸間」、「団地間」があるんだよ。
しかし有名なアキホ・タタさん、さすが。
松の切り株を使い、この空間になじんでいる。
▼このデザイン、実は香川県内のいろんな場所で見ることができるんだけど分かるかな?

風景になじむってテーマが素晴らしいと思う。
私の中で1位。
香川県内で時々見かけるけど場所を思い出せない。
一つは琴電築港駅の前にベンチがあるよ。

「Giratte Wold」岡山 富男

美脚が見えているね。

キリンさんの脚でした~
坂出市や丸亀市の商店街でもお会いしたかな。

「寄居虫(ヤドカリ)」川井 美智子

松にしがみつくヤドカリ。

「私たちは立ったまま黙っていた」貴志 勉

何かあったんだろうか?

ケンカしたの?
「風の姿」木下 順



「沙希の目覚め」佐藤 富士夫




目を引く度1位。
「古樹の花」島田 君子



「輪に咲くや この花 葉の子 野草庭~ワニサクヤコノハナハノコヤクサニワ」染 仁

反対から読んでも同じ。
さかさ言葉、回文だね。


「その先に見えるもの」「樹の輪」田中保基
田中さんは2つ出品。
まず「その先に見えるもの」。

ん?ガイドでは「その先に見えるもの」と書かれてあるけど、表示は「この先に見えるもの」だね。

その先に見えているものは「沙希の目覚め」だね・・・
輪の内側の模様がとてもきれい。

そして「樹の輪」。


松が成長したらどうなるんだろ?

とても心配。
期間が過ぎれば撤去されるのかな?
「蝶遥遊」長野 由美


蝶が舞う。

一つ一つちがうのがいいね。
「無常」成田 浩彰

これもホラー。

無常観ハンパない。
「○・□・▽」林 巌石

作品名・作者の表示が見当たらなかった。
完成度が高く、レベルの高さで1位。
しかし作品名は「○・□・▽」なのに、「□・○・▽」なのが気になる。
設置する業者が間違えたのかな?
京都の建仁寺「〇△□乃庭」を思い出した。
「家族の肖像~Family Portrait」平野 年紀

先日「高松市石の民俗資料館」で作品にお会いした。

「木に棲む」水嶋 康宣

作品どこ?
上か!

ひょえ~ホラー。

「Don’t Hit Me!」山端 篤史


鉄製かと思いきや、やきものなんだ。

たたかれるのは誰でも嫌さ。
あ、アリジゴクさんがいる。

「あおとしろの間」鈴木 麗香

ありゃ、作品名・作者の表示を撮るのを忘れた。
後で掲載するけど、東かがわ市の海と空、島だ。
とても考えさせられる作品。
右脳が刺激される。
松原海岸
作品を鑑賞したら海に出よう。

青と白を感じてみてね。
人目を避ける物憂げなカップルに遭遇。
今だけは二人の時間だ。
幸せを願うよ。
どなたかが砂浜にアートを。

さぬき市、東かがわ市で一番開放感のある海岸だ。

とても広い海岸。

片道800m。


まとめ
白鳥神社、白鳥の松原、松原海岸だけでも素晴らしいのに、そこが素敵なアートに囲まれている。
4回目とのことだけど、今後発展されることを希望する。
とても楽しかった(^^♪