四国最大の前方後円墳「富田茶臼山古墳」

香川県さぬき市大川町には四国最大の前方後円墳「富田茶臼山古墳」がある。

「茶臼山古墳」と名のつく古墳は全国にいっぱいあって、香川県にも高松市前田西町に「茶臼山古墳」、綾歌郡宇多津町に「田尾茶臼山古墳」があるのでご注意を。

富田茶臼山古墳

県道133号線、長尾街道を徳島方面に向かっているとあるよ。

富田茶臼山古墳

写真左側、後円部は神社になっている。

古墳の東側に「みろく通池公園」があって、そこに自動車をとめるといい。

みろく通池公園

園内は「センニチコウ・ストロベリーフィールズ」がいっぱい咲いていた。

センニチコウストロベリーフィールズ

センニチコウストロベリーフィールズ2

神社は妙見神社だよ。

富田茶臼山古墳妙見神社鳥居

登るぜ。

富田茶臼山古墳妙見神社石段

後円部に上がると妙見神社。

富田茶臼山古墳後円部

古墳に乗っているわけだけど、お墓の上に立つってとても申し訳ない気分。

説明書きがあるよ。

富田茶臼山古墳説明

史跡(平成5年7月26日指定)
富田茶臼山古墳

富田茶臼山古墳は、5世紀前半に造られた四国最大の前方後円墳です。
平成元年に行われた確認調査によって、全長は139m、後円部の直径は91m・高さ15.7m、前方部の長さ48m・幅77m・高さ11.8mの大きさであり、四国最大の古墳であることが改めて分かりました。また、墳丘は三段に築かれ、古墳の周囲に周濠がめぐらされていることも分かりました。さらに墳丘や周濠から円筒埴輪や形象埴輪などが発見されました。
この古墳の西側も平成5~8年にかけて調査が行われ、三基の陪塚(ばいちょう)が確認されました。陪塚とは、大型の古墳を主墳とし、それに従属するように同じ時期に計画的にその周囲や隣接地にある小型の古墳です。陪塚の大きさは一辺14~24mあり、三基とも四角い形をした方墳です。
これらのことから富田茶臼山古墳は、四国を代表する首長墓であることが分かります。

さぬき市教育委員会
さぬき市文化財保護協会

富田茶臼山古墳

後円部の中心に立って、前方部を見る。

富田茶臼山古墳前方部

前方部に行ってみよう。

富田茶臼山古墳前方部2

富田茶臼山古墳前方部3

▼前方部から後円部を見る。

富田茶臼山古墳前方部4

ヨウシュヤマゴボウさんがいっぱい切られていた。

グルっと時計まわりにまわって散策。

ルドベキアがいっぱい。

富田茶臼山古墳周辺のルドベキア

お茶の花を発見。

茶の花

茶の花2

キンモクセイの香りに癒される。

キンモクセイ

徳島方面を目指すとさぬき東街道を通ることになり、長尾街道は通ることがあまりないよね。

また長尾街道を通ってみて、富田茶臼山古墳にお立ち寄りを(^^♪