東かがわ市の厄除け寺「與田寺」

東かがわ市にある與田寺は「厄除け寺」。
また「四国八十八箇所総奥の院」としても有名。

存在感が大きいので、四国八十八箇所霊場じゃなかったっけ?と思ってしまう。

国道11号線を走っていると看板も大きくて目立ってるね。

さて、重要文化財や県指定有形文化財、天然記念物などの宝庫なので行ってきた。

與田寺

さっそく仁王門の両サイドにある木は香川県指定天然記念物「與田寺のムクの木」。
樹齢約600年。

弘法大師の再来と評された増吽さんが植えたものなんだ。

與田寺説明

與田寺(医王山虚空蔵院)
天平年間(729~749)、行基菩薩の開基と伝えられ、平安時代に嵯峨天皇により勅願所となり、鎌倉時代には讃岐七談所の一つとなりました。室町時代には、「弘法大師の再来」とも評される増吽僧正の活躍により、讃岐国はもとより中国地方や関東地方にも末寺が広がりました。
現在でもその歴史を示すように、国指定の文化財を所蔵しています。
【国重要文化財】
絹本著色地蔵曼荼羅図、絹本著色仏涅槃図、木造不動明王及童子像など
【県指定有形文化財】
石造宝篋印塔、本尊薬師如来、絹本著色稚児大師像、十二天像版木など
東かがわ市教育委員会

補足すると、重要文化財「木造不動明王及童子像」は「不動明王像内に不動明王真言五種の記及大法主僧永信、僧康慶の銘がある」となっている。
また、県指定有形文化財は他に「山水万壑松祷図」、「山王祭屏風」、「金銅誕生釈迦仏立像」、前述したけど「與田寺ムクの木」が県指定天然記念物ね。

與田寺仁王門
仁王門

▼樹齢370年の杉。

與田寺樹齢370年の杉

触るとパワーをもらえる。
与えるばかりだと可愛そうなので、パワーをあげてきた(^^♪

與田寺樹齢370年の杉2

與田寺鐘楼堂
與田寺鐘楼堂

重要文化財「木造不動明王及童子像」は護摩堂にある。
他のほとんどの文化財は宝物館にあるのかな・・・

調べて見ると、団体で事前予約をすると宝物館の見学が可能とのこと。
(1名500円だけど、新型コロナウイルスの件で現在中止だって)

▼県指定有形文化財の「薬師如来」は新型コロナウイルスの影響からか、シールドで覆われほぼ見ることができなかった。

與田寺多宝塔
多宝塔

滋賀県石山寺にある国宝、日本三塔の多宝塔がモデルとなっている。

與田寺厄除石段
厄除石段

いろんな場所で、厄除けをすることができるようになっている。

石段を上に上がっていくとさらに石段が。

與田寺の石段

後述するけど「四国・西国さん」というミニ八十八箇所巡りと直結している。

與田寺のさぬき七福神
さぬき七福神

さぬき七福神は、滝宮天満宮、國分寺、香西寺、田村神社、法然寺、白鳥神社、そして與田寺。

本堂の向かって左(南側)に行くと「四国・西国さん」巡りができるよ。

與田寺四国・西国さん

厄除石段や多宝塔と繋がっているよ。

與田寺四国・西国さん2

20分もあれば巡ることができそう。

厄除けもできるし、願いも叶う(^^♪

さて、本堂の向かって右側には県指定有形文化財が飾られているよ。

與田寺本堂横

與田寺県指定有形文化財説明
香川県指定有形文化財「石造宝篋印塔 二基」説明

香川県指定有形文化財
石造宝篋印塔(せきぞうほうきょういんとう) 二基
指定年月日:昭和47年5月23日
この石造宝篋印塔の石材は、さぬき市火山で採石される凝灰岩の火山石です。
正面に向かって右側の塔は、相輪上半部を欠損する他は残存しているように見えますが、基礎部の段形が一段に対し、笠部は二段となっているため、本来の組み合わせと断定することはできません。基礎・塔身ともに素面で塔身は高さと幅が等しく、笠部は隅飾(すみかざり)の傾斜に合わせて軒先も傾斜する特徴的な形態になっています。
左側の塔は塔身が著しく縦長であり、塔身は別個体の可能性が高くなっています。笠部は軒と隅飾間に区画のない「のべ造り」で、火山石製の特徴が表れています。
法量は他の火山石製宝篋印塔に比べて著しく大きいものです。また、左側の塔の笠部の隅飾が大きいのは13世紀に遡る古い形式です。法量と形態的特徴から、造立年代は二基ともに鎌倉時代後期と考えられます。
東かがわ市教育委員会

この説明書きを読んだ時、まず石造宝篋印塔がどこにあるか分からなかった(´・_・`)

説明書きの周囲を見渡しても、木が視界を遮っている。
少し奥側に歩けば見つかるので探してみてね。

與田寺の石造宝篋印塔
石造宝篋印塔

鎌倉時代のものと知って見ると感慨深いね。

(いつも文化財のジャンルがよく分からないので、文化財と言われても素通りしていたと思うんだよね。)

また厄年になったらお世話にありたいし、新型コロナウイルスが収束したら宝物館も見学させていただきたいね。