「セイタカアワダチソウ」VS「ススキ」戦いの果て
生き残りをかけて戦う両雄の落武者、「セイタカアワダチソウ」と「ススキ」のツーショット。
曇り空を背景に枯れた二人。
痛々しげでお疲れさまだ。
(セイタカアワダチソウからすると多勢に無勢だけど・・・)
さて、いい時のセイタカアワダチソウさん。
毎年秋ごろになるとセイタカアワダチソウの鮮烈な黄色、ススキの秋を漂わせるムードを楽しませてもらっている。
しかしセイタカアワダチソウは、
①明治時代よりアメリカからの外来種
②化学物質を出すことによって周囲の植物を枯らす
③また化学物質はモグラやミミズまでも困らせている(その結果、土が耕されなくなる)
日本では要注意外来生物に指定されている。
セイタカアワダチソウの花言葉は「唯我独尊」、「元気」、「生命力」。
10月1日、11月2日の誕生花。
日本古来のススキも化学物質を出し対抗する。
ススキはこのセイタカアワダチソウとの戦いの中で、セイタカアワダチソウの化学物質を吸収し、昔の土壌に戻していく能力を獲得した。
モグラさんとミミズさんも助かるね。
ススキが咲くと秋っぽくなっていい。
ススキは茅(カヤ)、萱(カヤ)とも呼ばれる。
また秋の七草で「尾花」とも。
夕焼けとススキは映える。
夜のススキもなかなかいい。
ススキさんは北米では侵略的外来種として扱われている・・・
セイタカアワダチソウさんもススキさんも、立場を考えると複雑な心境になるね。
ススキの花言葉は「生命力」、「精力」、「憂い」、「悔いのない青春」、「なびく心」など。
9月7日、9月12日、9月15日、9月22日、9月29日、10月16日、10月22日の誕生花。