日本100名城「岡山城」は『川面に映える漆黒の城』
岡山城、後楽園は岡山駅から大通り一本道を徒歩約25分で行くことができる。
日本三名園「後楽園」の次に岡山城へ向かう。
岡山城は戦国時代、宇喜多氏が本拠とし、小早川氏、池田氏が整備を進めた城で、日本100名城の一つ。
後楽園から岡山城に行くには、後楽園南門から出て月見橋を渡る。
公式サイトでは『川面に映える漆黒の城』とあるけど、なるほどだね。
岡山城は別名烏城(うじょう)、金烏城(きんうじょう)と呼ばれている。
烏はカラス。
諸説あるようだけど、世界遺産「姫路城」が「白鷺城」とも呼ばれるのは、この漆黒の岡山城との対比から生まれたそうだ。
この川は旭川という。
ずっと閉じていたから不明門(あかずのもん)と呼ばれている。
ここから入るとすぐに天守閣が見える。
漆黒に金色の鯱(シャチホコ)のコントラストが非常に良いね。
修復後すぐなのか非常にきれい。
後楽園とのセット料金で580円で入園。
安くなるのもさることながら、入城もスムーズ。
夜はライトアップが施される。
ライトに映った岡山城。
城内は6階建て。
クーラーが強めにきいていて非常に快適。
エレベータで4階まで行き、6階まで階段で上る。
とにかくシャチホコが美しい。
衣装を着て写真撮影可能。
確認できなかったけど、お殿様バージョンもある。
「兒」は「児」の旧字体。
岡山城の外堀を歩くと白鳥が2羽いた。
そのうちの1羽が、どうやら右足を怪我しているようで、左足だけで泳いでいる。
「ケガしているのかい?エサ取れるのかい?大丈夫?」と声をかけると、近寄ってきて不自由な右足を必死にバタバタ動かした。
「少しくらいは動くのだけど泳ぎには使えないんですよ」とのアピールだった。
優しい眼でこちらを見つめている。
今後の白鳥さんに幸多きことを祈って岡山城を後にした。