野田屋竹屋敷の夏に咲く花「ナツツバキ」と「ヒメツバキ」ほか。

野田屋竹屋敷の夏に咲く花「ナツツバキ」と「ヒメツバキ」ほか。

野田屋竹屋敷さんに感謝

さぬき市多和、四国八十八ヶ所霊場結願の地、第88番「大窪寺」のアジサイを見に来た。

そこで「野田屋竹屋敷」さんでナツツバキが咲いているという広告を見た。
行ってみよう。

「野田屋竹屋敷」さんは高級な旅館であり料亭、日帰り温泉も堪能することができる。
私のような庶民には縁のない場所だと思っていたのでずっと近づかなかった(笑)

泊まるわけでも食事や温泉に浸かるわけでもなく立ち寄ったんだけど、駐車場係の方に誘導され、停車位置を指示されて申し訳なく思った。

私:「すみません、今すぐ帰ります」

駐車場係員さん:「ん?花を見ていかんのかい?いっぱいナツツバキが咲いているのに。早くそこにとめて」

続けて、

駐車場係員さん:「トイレはあっち、そしてそこを下ったらヒメツバキも咲いているから」

と、泊りも食事もしない私に花を見て行けとのこと。

ありがたいことだね、感謝。

本日は花を見るだけだけど、次回は日帰り入浴と食事をしに来ようと思ったのであった。

そしてナツツバキだけでなく、いろんな花に出逢うことができた。

ナツツバキ

ナツツバキは京都の南禅寺で出逢ったことがあった。

▼南禅寺

南禅寺では遠目に見たので、夏に咲いているツバキという認識だった。

野田屋竹屋敷さんで咲いているナツツバキを近くで見て認識を誤っていたと思った。

野田屋竹屋敷のナツツバキ

涼しげなツバキ、という感じ。

別名はシャラノキ。

仏教の聖樹、娑羅樹(サラノキ)に似ているところからそう呼ばれる。

明らかに冬に咲くツバキとはカタチが同じでいてまったく違う印象。

▼ちょっとハチさん、デレデレしすぎでしょ・・・

野田屋竹屋敷のナツツバキとハチ

野田屋竹屋敷のナツツバキ2

野田屋竹屋敷のナツツバキ3

ナツツバキにかなり癒される。

花言葉は「はかない美しさ」、「愛らしさ」。

6月16日、7月15日の誕生花。

ヒメツバキ

ツバキ科は大きく分けるとツバキ、ナツツバキ、ヒメツバキに分けられる。

ナツツバキさんに会いに来て、ヒメツバキさんにもお会いできて光栄だ。

野田屋竹屋敷のヒメツバキ

またハチさんがくっついているよ・・・

上ばかり見て、「ヒメツバキどこ?」と思っていたら足元にいっぱい散っていた。

野田屋竹屋敷の散ったヒメツバキ

散ったヒメツバキさんの上を見ればいいわけだ。

散ったヒメツバキ

野田屋竹屋敷の散ったヒメツバキ3

ナツツバキさんより明らかに小さい。

野田屋竹屋敷のヒメツバキ2

クロガネモチの花

ナツツバキの横に咲いていた。

クロガネモチの花

薄暗くグレーっぽく写っているいるけど、ピンクの花だよ。

クロガネモチの花2

クロガネモチの花3

ナガバミズアオイ

ビオトープがあって、メダカやカエルもいっぱいいた。

水生植物もいっぱい植わっていて、珍しいナガバミズアオイが咲いていたよ。

ナガバミズアオイ
ポンテデリア・コルダタとも呼ばれる。

スイレン

野田屋竹屋敷のスイレン

野田屋竹屋敷のスイレン2

ユキノシタ

ユキノシタは少し終わりかけ。

野田屋竹屋敷のユキノシタ

野田屋竹屋敷のユキノシタ2

まとめ

宿泊、料亭、日帰り温泉がそろった一流旅館さんの接客、おもてなしは超一流だった。

いや、ほんとにまた恩返しに来させていただきたい。

※2023年8月、約3年の時を経て訪問。
遅すぎでしょ(T_T)

※しかし駐車場の係員さんだと思っていた方は結構上位のポジションの方だったみたい・・・
恐れ多い・・・

・公式サイト
【電話】0120-852-288
【住所】香川県さぬき市多和竹屋敷123−1