香川県の国宝!四国八十八ヶ所霊場第70番札所「本山寺」
香川県にある国宝は坂出市「神谷神社」、善通寺市「善通寺」、高松市「香川県立ミュージアム」にある。
そして三豊市にある四国八十八ヶ所霊場の第70番札所「本山寺(もとやまじ)」の本堂も国宝なんだ。

境内を見ていくよ。
仁王門(重要文化財)

いきなり重要文化財がお出迎え。
▼横から撮ってみた。

鎌倉時代の建物。正面三間奥行二間の切妻造りで、本柱四本の前後に八本の控柱があるので八脚門ともいう。
組物・肘木・虹梁・冠木などに和装を主体として禅宗様や天竺様式を組み合わせ、新しい様式を見せて美しく、他に類例が少ない貴重な建物である。
細部を見ていると確かに素敵だったよ。
鎮守堂(県指定有形文化財)

横から見ると流造であることが分かる。

阿弥陀堂

大師堂

護摩堂・十王堂

本堂(国宝)

なんたって国宝だからね。

国宝にはそもそもおいそれとは出会うことはできない。

国宝ってのは大体写真撮影禁止なんだけどね。

国宝の縁側で昼寝したら気持ちいいだろうな~


寺伝によると、弘法大師の一夜建立といわれているが、現在の本堂は、1291年(正応4年鎌倉時代)に佐々木氏信の寄進を得て、1300年(正安2年鎌倉時代)心導上人の代に建て替えられたものである。
古文書などは、1854年(嘉永7年江戸時代)の火災に遭って現存しないが、本堂の棟札や礎石の墨書などからみても、鎌倉時代末期に建立されたものであることは明らかである。大正13年特別保護建造物に指定され、昭和27年鎌倉建築として復元工事を行い昭和30年国宝に指定された。
また、四国霊場第70番札所として年中参拝者でにぎわっている。瀬戸内海沿岸地方の折衷様建築を示す、鎌倉時代の建物で、寄棟造り本瓦葺き、屋根の線がなだらかで美しい。桁行5間、梁間5間で、堂内は外陣、内陣(広く)後陣(狭く)を自由におさめている点が極めて功みで、これが平面的特徴である。仏壇および厨子も当初のもので、建築的にもすぐれている。
とにかく、国宝に指定されるってすごいことなんだ。
五重塔
本堂の横には五重塔がある。


五重塔は改修工事が行われていた。

まとめ
ここにいるだけで元気になれる気がした。
実はGoogleマップのナビゲートで来たんだけど、近くまで来たら社叢が美しくて遠くからでも場所が分かった。
さすが国宝を擁する四国八十八ヶ所霊場。
パワースポットだよ。
近くを通ったら立ち寄って、またパワーを分けてもらおう(^^♪
【電話】0875-62-2007
【住所】香川県三豊市豊中町本山甲1445