新潟県『朝日酒蔵』見学!「久保田」の美味しさの秘密
私の日本酒デビューは3年前。
過去に東広島市に4年間住んでいた。
東広島市は酒蔵がたくさんあったにもかかわらず日本酒に興味がなかった。
というか、日本酒の香りがあまり好きではなかったのかもしれない。
しかし「久保田」という日本酒に出会い、一瞬にして虜になった。
その後もことあるごとに久保田にはお世話になった。
いつどこで飲んでも期待を裏切らない、そんなお酒。
嫌なことがたくさんあった時期に、私を救ってくれた命の恩人なのである。
久保田は新潟県長岡市にある「朝日酒蔵」さんで作られており、いつか新潟県に行き、朝日酒蔵さんに感謝の意を述べなければならないと思っていた。
それくらい私は久保田を愛して尊敬している。
そして行ってきた。
JR長岡駅から自動車で約20分。
広範囲に広がる新潟県の田園風景は圧巻だった。
酒楽の里「あさひ山」はお土産屋、お蕎麦屋さん。
静かでのどかでなんていい所。
長岡の空気を吸うだけで来た価値があると思った。
久保田LOVEの私はもう完全にエクスタシー。
昨日は大雨だったけど止んでくれて良かった。
久保田のきき酒に参加したかったぁ。
おおお(^o^)
香川県でも、スーパーでほぼこの価格で購入できるのだけど、ここで購入するところに意味がある。
お昼ご飯。
ホテルの朝食バイキングでは油揚げをいっぱい食べたね。
長岡市梶尾の名物だよ。
カリっと香ばしく焼き上げられた油揚げはメインディッシュレベル。
梶尾の油揚げ、これも発見したら食べるべきだね。
ネギと鰹節がかかっていて出汁をかける。
水のおいしい場所、お酒も蕎麦もおいしいよね。
さて、酒蔵見学に行ってみよう。
ん?イメージでは木造建築なのだけど・・・
いざ!悲願の工場見学。
滅茶苦茶近代的ですな。
少しイメージと違うのでガッカリ・・・
しかし朝日酒蔵に来ているというだけで、足が震えそうなくらいうれしい。
受付をするとすぐに係の方が案内してくれた。
この法被は非売品とのこと。
ぜひ製品化していただくよう依頼した。
杉にはお酒の神が宿り、この杉玉の色が茶色になるとお酒の出来上がり。
この杉玉は「酒林(サカバヤシ)」と呼ばれるもの。
コンクリート造りがイメージと違うのでガッカリしたことを案内係の方に伝えると、よく言われるとのことであった。
お酒の管理はコンクリートが一番適しているのだとか。
おいしいお酒造りのためなら納得。
↑ここは久保田萬壽など高級酒を作っている場所。
奥にピアノがあるんだけど、残響音が素晴らしくコンサートも開かれる。
美味しいお酒をつくるための構造の副産物。
おおお!(^^)!
タペストリーも製品化をお願いしたい。
法被とセットで買うよ!
朝日酒蔵の朝日をイメージしたステンドグラスがとても美しい。
柱部分は下から樽、お猪口、朝日の光輪、杉をイメージしている。
おいしいお酒はおいしいお米からつくられるわけではなく、適した米を使用していると聞いた。
久保田に使用するお米は「五百万石」というお米。
それをどれだけ精米するかでグレードが変わる。
削る部分が多ければおいしくなる。
お米の使用量の問題で値段も変わるわけだね。
香川県では一般的に「久保田」といえば「千寿」なんだよ。
「百寿が」60%精米、千寿が55%精米で5%の違いなのならあまり違いはないね。
「百寿」も今度飲んでみよう。
久保田「萬寿」は「五百万石」と「こしいぶき」からつくられているんだ~
「萬寿」はすごく高価なお酒だもんね。
「洗心」の「たかね錦」玄米と比較している。
長嶋さんが巨人で監督をしていた頃、グラウンドにまいていたお酒。
長嶋さんの座右の銘は「快打洗心」だったことで有名。
朝日酒蔵さんは美しい自然で囲まれている。
蛍の里づくりにも力を入れているらしいけど、蛍がいることは奇麗な場所の指標になる。
久保田ができている~
見ているだけで幸せ(^^♪
約20分、工場見学させていただきありがとうございました。
案内は無料、駐車場も無料。
60分の製造工程見学コースもある。
(こちらは3日前までの予約制)
とにかく空気がきれいで、瑞々しい自然に癒された。
パンフレットを見返していたら工場の奥に「松籟閣」という国登録有形文化財の住宅があったんだけど、気が付かずに行くことができなかった(泣)
これはまたリベンジだね~
お土産はもちろん久保田と、
バームクーヘンと亀田の柿の種!
朝日酒造、香川県からはすごく遠いのだけれど、今後は行きたいと思えばすぐに行くよ。
久保田のおいしさの秘密は、新潟県のお米とお酒に対する情熱、日々の研究が繰り返されているからだね。
新潟市から長岡市に移動しながらずっと田園風景だったこと、また朝日酒造さんを見学したことでとてもそれを感じた。
朝日酒蔵さん、こんなに素晴らしいお酒をつくってくださり本当にありがとうございます!