東かがわ市「川股ダム」に行ってみた。

東かがわ市「川股ダム」に行ってみた。

東かがわ市川股にある「川股ダム」、「千足ダム」に行ってみよう。

讃岐相生のガイドブックにおすすめスポットとして掲載されていたからね~

国道11号線から121号線(川股馬宿線)を南に入る。

途中分岐があり、まっすぐ行くと千足ダム、東に行くと川股ダム。
まずは川股ダムから行く。

舗装された道路で走りやすいけど、大きな自動車は草や木々でボディが傷つくかもしれないから注意して。

人気を全く感じない山道を走り抜けると到着。
小川のせせらぎと緑に癒された。

自動車を降りるとすごく涼しい。
避暑地になるね。

川股ダム説明

川股ダム建設之碑
引田町特に相生の地域は古来かんがい水に恵まれず、県内まれに見る旱害常習地である。従って有志諸氏は用水改良事業に専念され幾多井堰水路の改良と共に宗極池(そうごくいけ)をさらに川股池を作ってかんがい水の増加を計ったが漏水甚しく、その上災害を※1蒙り(こうむり)、その機能を著しく低下した。ここにおいて村当局は県当局の深い理解を得て、これに代わる水源として新たに貯水ダムの建設を農林省へ陳情し技術官の綿密なる地質調査を経て昭和30年4月いよいよ県営にて当坂谷の渓谷にダムの建設工事が進められたのである。それにより八星霜其の間(8年のこと)、町当局は川股ダム建設促進協議会を設け関係土地改良区と共に県当局及元国会議員と緊密なる連絡のもとに用地の買収はもとより予算の獲得並に工事促進のやめ最善の努力を続けた。その労苦は報いられ、昭和38年3月町民挙げて待望の川股ダム及付帯道路や幹線水路等工事のすべてが見事に完成したのである。
緑に紅にまた白雲に四季とりどりの深山の影を静かに映して豊かに水をたたえた川股ダムは永久に引田町農業の守りとして光彩を放つであろう。関係者一同よろこびに堪えず本事業に尽されたかたがたに感謝の念をささげ、いささか記して記念とする。

※1「蒙り」は実際の記載と違う漢字をあてている。

※歌は判別できない。
また分かり次第掲載する。

昭和38年3月23日

総工費:2億3千500万円
堰堤:高さ26m長さ103m
貯水量:27万2千㎥ 
※以下判別不能

しかし読みにくい。
文字起こしが大変だった。
(OCRで文字起こしできず)
昔は句読点の概念がないの?
しかも所々意味が分からないし、判別もできない。
解説してほしいよね・・・
八星霜って何やねん・・・
調べたら8年のことだって・・・
素直に8年と書いてほしい・・・

川股ダム
釣りをされている方が。

少し曇りで残念。
雨がパラッと。

川股ダム2

古いダムだから欄干は低い・・・
少し怖いね。

川股ダム3
池側にぐるっと回ることができる・・・
まわってみたけどほんとに怖い。

川股ダム4
吸い込まれそう。
カメラも落としそう・・・

川股ダム5
階段を降りて下に行ける。
怖いから行かんけど!!!

さて、千足ダムを目指そう。

小路池
途中にある小路池。
撮影スポットによっては東山魁夷さんの世界観になる。
先を急ぐので次回に。

【住所】香川県東かがわ市川股