『披雲閣』特別公開!庭園は国指定名勝
玉藻公園の披雲閣(ひうんかく)が特別公開ということで行ってきた。
披雲閣は旧松平家の別邸で重要文化財なのだ。
庭園は国指定の名勝。
披雲閣は内部を公開していないんだけど、1月1日~1月3日の9:00~16:00の期間で公開されている。

玉藻公園では1月31日まで松ぼっくりツリーが展示されている。


玉藻公園は高松城跡。
堀には何と鯛が泳いでいて、「大願成就」にかけて「鯛願成就」というエサやり体験がある。
鯛にエサをあげると願いがかなう。
そう言えば、外観は以前レポートしたよ。
園内はツバキ、シャリンバイなどが咲いていた。




1本だけ梅も咲いていたよ。

普段は入れない、特別公開、というキーワードでワクワク。




フェルトの床は暖かいけど、少し残念。

見えそうで見えないソテツ、歪んで見えるスリガラスが趣あるね。


あ、板の廊下あったよ~

あらまやっぱりフェルト・・・

フェルトの床は残念だけど内部の作りは目をみはるものがあり、大きく広い、そして美しい。

江戸時代にもこの場所に、約2倍の規模で政務が行われる場所、藩主が生活する場所として「披雲閣」という名前の御殿がありました。現在の披雲閣は、明治維新後、老朽化を理由に取り壊された旧披雲閣を高松松平家の12代当主賴寿伯爵が大正3年に再建に着手し、3年余りの歳月をかけ大正6年(1917年)に完成したものです。当時の新聞記事には「壮麗目を奪う」「瀬戸内海の一大建造物」といった見出しが躍りました。(公式HP抜粋)
「瀬戸内海の一大建造物」、という表現はピッタリ。
さらに、
この建物は松平家の別邸として建てられましたが、その一方で、香川を訪れる賓客をもてなす迎賓館としての役割も持ちあわせていました。建築的特色としては、伝統を踏まえた意匠は近世以来の正統的書院造としていささかの破綻もなく、伝統技術と洋風技術が見事に融合された構造となっています。(公式HP抜粋)
まさしく「迎賓館」だね。
特別公開とあるけど、一般人にも使用が可能なんだ。
全館を営利目的で使用した場合、私の概算だと1日利用で50,000円くらい。
(詳細は公式HP参照のこと)

板の廊下あるじゃん(^^♪

寝ころびたくなるね。
大の字になって寝ころんでいる人がいたけれど・・・


ここに住みたくなってきた。

2階へ行ってみよう。




しかしここをぜいたくに全館利用するってどのように使えばいいのか、貧乏人の私には分からないよ・・・
1階に戻る。
庭を囲んでのこの廊下、北海道にある祖父母の家もこんな感じだったな。

レトロで哀愁を感じる披雲閣、来年も特別公開時に訪れたいね。
隙間風と、スリガラスが「バタンバタン」という音をたててノスタルジック。

さらば披雲閣。


さらば玉藻公園!
(いつも前を通っているけど・・・)