香川県指定史跡「白鳥廃寺跡」
香川県の文化財巡りを始めている。
いずれ香川県の文化財まとめページをつくる。
現在調査中で、これが楽しくてね。
本日は東かがわ市白鳥「湊川の河津桜」を見に行くので、その近くにある香川県指定史跡「白鳥廃寺跡」に立ち寄った。
白鳥廃寺跡
位置:東かがわ市湊1170外
種類:史跡
指定年月日:昭和44年4月3日
6世紀に朝鮮半島から仏教が伝わり、飛鳥地方(奈良県)を中心に多くの寺院が建てられました。次第に地方の豪族にも仏教が広まり、讃岐国(香川県)にも寺院が建てられました。白鳥廃寺跡は、このころに建てられた寺院です。発掘調査により白鳳時代(7世紀後半)から平安時代(9世紀)に火災に遭うまであったことがわかっています。
昭和43年度の発掘調査では、東西に並んだ土壇の東側は塔の基壇、西側は金堂の基壇と考えられ、その後の調査により、中門や回廊・講堂(僧侶が講義する施設)なども確認されています。
平成24年度に香川県埋蔵文化財センターより行われた隣接する山下岡前遺跡の調査では、安時代(9世紀)の建物と塀、螺髪(らほつ)(仏像の頭髪)や大量の瓦が見つかっています。
白鳥廃寺跡の塔・金堂・講堂の配置は法起寺(ほっきじ)(奈良市)と同じ建物の配置であり、主要塔堂を整えた寺院であったことがわかっています。
これらのように白鳥廃寺跡は、地方の古代寺院の実態を知る手掛かりと得ることができる史跡です。
東かがわ市教育委員会
7世紀にここにお寺があったことが分かるというところがまずすごい。
また、7世紀に立派なお寺がここにあったということに感動。
田んぼの中に石碑が。
石碑は新しいね。
地面に礎石。
心礎もきれい。
隣接する山下岡前遺跡とはこのあたりかな。
螺髪が出てきたということは、かなりの権力者がいたということなんだって。
しかし、ホトケノザがきれい。
▼ムラサキサギゴケが咲いていた。
周辺を散策してみた。
新しくできたバイパスが便利だなって。
でも国道11号線沿いのお店、潰れちゃうんじゃない!?
とても心配・・・
▼ハコベの花が咲いていた。
春だね~花粉症も始まった(´・_・`)
歴史について学ぶこと、学ぶと枝分かれしていくこの感覚、勉強するってことはとても楽しいね(^^♪
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【住所】香川県東かがわ市湊