栗林公園の借景「紫雲山」の登山口
栗林公園は新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が解除されても10月3日まで休園。
紫雲山は栗林公園に含まれている。
ただ、お隣の峰山との境界線も分からずどこまでが紫雲山なのかよく分からなかった。
▼背景は紫雲山。
調べて見ると、紫雲山は石清尾山塊(いわせおさんかい)に含まれている。
山塊は石清尾山、浄願寺山、稲荷山、室山、峰山などから成り立つ。
特に、稲荷山(166m)と室山(199.8m)を紫雲山と呼ぶ。
なるほど、やっと分かった。
しかし、調べても登山道の情報がない。
Googleマップで調べて行くと道がなくなっていた・・・
周辺を散策していると、「名の光の家」というところから上がっていけそうだ。
少し上がると・・・
左右に分岐している。
左に栗林公園があるわけだから、左に行こう。
お、隙間から栗林公園が見える。
▼掬月亭だ。
▼「桶樋滝(おけどいのたき)」はここから出てたんだ~ちょっと感動。
ずっと平坦な道をすすんでいたんだけど、ようやく分岐が。
とにかく無数の分岐が出てくるんだけど、常に上に上に登る。
分岐がいっぱいあるということは、登山道、登山口もいっぱいあるんだろう。
ジグザグに上がっていく。
勾配は緩やかでいいんだけど。
どんぐりがいっぱい落ちている。
正午過ぎなんだけど木が茂っていて暗い。
少し怖い・・・
面白いほどジグザグ。
鉄道のスイッチバック方式を思い出す。
頂上か?と思いつつ違うようだ。
登り始めて約20分。
▼すぐ側にある頂上は立ち入り禁止になっていた。
栗林公園を見下ろせると思ったんだけど、まったく見えず(T_T)
やっと案内図が出たよ。
この後、方向音痴の私は、栗林トンネルや峰山の方向を目指したはずなんだけどなぜか反対方向に進んでいた(笑)
峰山までのルートは楽しそうだったからね。
登ってきた道とは違うんだけど、ほぼスタート地点に戻るルートになったみたい・・・
お、由良山が見える。
これだけでも感動。
来て良かった(^^♪
随分下でやっと標識を発見。
私が登ったルートは正式ルートではなかったようだ。
▼ん?駅?
JR栗林公園北口駅だ。
何と紫雲山の登山口は中野稲荷神社だった!
この情報は調べられなかった。
スタート地点に戻ると約1時間経過していたよ。
紫雲山の登山は、峰山から栗林トンネルを経由してくるコースと、この中野稲荷神社からのコースがあるんだ。
すごく勉強になった。
また山塊の登山道レポートをしたい。
▼中野稲荷神社