中国製レンズ「TTArtisan APS-C 40mm F2.8 MACRO」を試す。

私のマクロレンズ使用の経緯は以下。

▼今まで使用してきたマクロレンズ
1.HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
2.smc PENTAX-D FA マクロ 50mm F2.8
3.SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
4.M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

どれもマクロレンズの銘玉で、気に入ってもいた。
使わなくなってそれぞれ売却、他のレンズの購入資金にまわった。

私はマクロ撮影が好きではないのかなと思う。
というか寄らずに引きで撮ることが好きだから。

マクロレンズは大きい重いってのもあるし、今後は必要ないと思っていた。

以上私のマクロレンズ使用の経緯。

レンズをもう増やさないと誓ったものの、いろんなレンズの作例を見ていた。

銘匠光学さんの「TTArtisan APS-C 40mm F2.8 MACRO」のレンズを付けたCanonのEOS-M100の写真を見た時に、小さくていいなと作例を見ることに。

この作例が、とても良くてどんどんひきこまれてついに購入。
しかも新品13,000円。

▼最短撮影距離、f2.8、手持ちでPCのキーボードを撮ってみた。

マクロレンズでキーボードを撮る

翌日家のまわりでも撮ってみたよ。

▼絞り開放、最短距離でロウバイを撮る。

マクロレンズで花を接写

風で動く、私も震えるのでピントが合わない(笑)

マクロレンズで花を接写2

ピントを外しているけどなぜか楽しいし、パッと見はいい感じ。

絞りを5.6にする。
これでピンズレを多少防げるかな。

そして被写体から距離を取ればいいんだ。

マクロレンズで花を接写3

なかなかいい(^^♪

でもこんな写真は標準ズームレンズでも撮ることができるよね・・・

頑張って接写。

マクロレンズで花を接写4
ホトケノザ

マクロレンズで花を接写5
不明の花

直径5mmくらいの花だよ。

マクロレンズで花を接写6
スイセン

まぐれあたりを期待して前後しながら連射しても当たりなし(笑)

これはファインダーのないカメラというのが原因。

マクロレンズで花を接写7

風が一瞬止まったので辛うじて中心部にピントが合ったっぽい。

センダングサ
センダングサ

ボケは好み。

▼綿毛もヘッドバンキング~

タンポポの綿毛

どこにピントが合ってるの?

タンポポの綿毛2

とりあえずマクロレンズのレビューをする時は綿毛を撮っとけみたいな写真。

▼鳥さんの羽根が落ちていたのでこれも最短撮影距離。

鳥の羽根

何でもピントが合って撮れてしまうより、試行錯誤しながら撮る方が面白い。

コンパクトなマクロレンズで気に入ったし、またEOS-M100の稼働率が上がると思うのでワクワク。

最後に室内でチョコレートパイを撮影。

チョコレートパイを撮影

絞りf5.6、ISO100、三脚固定で撮ってみた。

私が今まで使用してきたマクロレンズと遜色ないどころか、かなり高性能だと感じた。

つくりもしっかりしているし、ピントリングも絶妙。

前述したけど、ファインダーありのカメラで三脚を使用するなら確実に買いのレンズだと思う。

私は物撮りで使用するよ。

TTArtisan APS-C 40mm F2.8 MACROとEOS-M100

※追伸

調べていると、フルサイズでも1/2倍以上の撮影倍率だとケラレないようだ。
ケラレがあっても、マクロ撮影においては状況により良い結果になる場合もある。

Eマウント仕様もあるので、またいろいろ調べてみたい。

2022年2月追記

三脚使用、無風の室内、ガチピンでアストランティアを撮影してみた。

ISOは100固定。

アストランティア1
絞り開放f2.8

アストランティア2
f11

▼違うアストランティアさんをf11で撮る。

アストランティア

すごくいいレンズだ〜

そして風のない日。

ヒメリュウキンカ

風がなければかなりいい感じに撮ることができるね。

ムスカリ

ブログやYouTubeでも、高評価していいのかいけないのか無難な内容が目立つ(笑)

ワインの評価でもよくあることだけどね。

私は使っていてすごく気に入ったよ。

2022年5月追記。

かなり気に入ったので、α7用に購入した。

APS-C専用のレンズなんだけど、少し拡大すればケラレがなくなる。
確かにフルサイズセンサーのカメラにも使用できるね(^^♪