高松夜景撮影「ZEISS Loxia 2/50」
本日の使用レンズは「ZEISS Loxia 2/50」。
さて、tumiさんの3wayバッグを通勤に使用している。
tumiさんのバッグは、値段以上の価値があると思っている。

話は変わるけど、先日JR高松駅で、後ろからトントンと肩を叩かれた。
(どうでもいいけど後ろから肩をトントン叩かれること多いな。)

Aさん:「あ、これ落としましたよ」
(爽やかイケメン君、満面の笑み)
よく見るとサランラップに包まれた干し柿だった。
夏に干し柿って・・・
しかしイケメン具合と、サランラップに包まれた干し柿のギャップが激しすぎて笑いをこらえるのに必死だった。

私:「あ、落としてないですね」

Aさん:「え?そうですか?」
私:「はい、落としてないと思います」
Aさん:「そ、そうですか・・・、じゃあ捨てておきますね・・・」

私:「あ、はい、すみません。お願いします」
(私には何の罪もないのに、なぜ謝っているんだろう?しかも捨てておきますって情報は私にはそもそも必要ないよね?と自分にツッコミ入れながら)
筋肉質なイケメン君、弱弱しい干し柿を片手に背中が寂しそうだったね。

電車に乗り込みtumiさんのバッグを背中から外す。
ふとよく見るとファスナーが開いている。
私:「ん?ファスナーが開いているから、イケメン君は私が落としたように見えたのか?」

私:「あ、何か思い出してきたかも・・・」
去年の秋、職場で大量に干し柿を持ってきてくださった方がいた!
それでどうだったかな・・・あ、彼女にも手伝ってもらおうと思って、バレないようtumiさんのバッグに詰め込んだんだった~完全に思い出した。

でもあのイケメン君が持っていた干し柿が私の落としたものかどうか確定したわけじゃない。
と考えながら、もう一度バッグの中を見ると・・・

あったね、サランラップに包まれた干し柿たちが(´・_・`)
半年以上もバッグの中で眠っていたことになる。

tumiさんのバッグ、収納ポケットが多くて何をどこに入れたか分かりやすい配置になって感動的なんだけどこんな弊害があるとは・・・

職場の方と干し柿さんに、そしてイケメン君に申し訳ないことをした。

イケメン君には毎朝会っているんだけど、このことをまだ言えてない・・・

今日こそは言おう、と電車に乗り込むんだけど・・・

凛々しい彼の背中を見ると、やましい気持ちになって踏み出せない自分がいた。
逆の立場になって考えてみよう。
私が拾ったものが、サランラップに包まれた腐った干し柿だったとして、その人に声をかけただろうか?

彼の純粋さと、勇気に申し訳ないと思いつつ、謝らなければと罪悪感を持ち、今日も彼の背中を見ながら謝れないでいる自分に嫌気がさすのであった・・・
