【アウトドア飯】タフまるで極める漆黒の絶品。香川の「いりこ出汁」を忍ばせたイカスミリゾットがヤバすぎた

【アウトドア飯】タフまるで極める漆黒の絶品。香川の「いりこ出汁」を忍ばせたイカスミリゾットがヤバすぎた

外の空気を感じながら作るアウトドア飯。

今回は新調したばかりのイワタニ「タフまる」を引っ提げて、大自然の中でちょっと本気のイタリアンに挑戦したよ。

iwataniたふまる

メニューは、濃厚な旨味がたまらない「イカスミリゾット」。
しかもただのリゾットではなく、地元・香川の誇る食材と「ある隠し味」を使った、特別仕様の一皿。

これがもう、本当にヤバすぎたのでシェアさせて。

予習はknocking kitchenさんでお世話になったよ~

地元・香川のポテンシャルを掛け合わせる

今回こだわったのは、主役となるお米。
香川県三豊市にある風の谷ファームさんの「和みリゾット」を使用した。

風の谷ファームのリゾット米

リゾット専用というだけあって、大粒で煮崩れしにくく、外で作っても絶妙なアルデンテに仕上がってくれる。

風の谷ファームのリゾット米2

そして、味のベースとなるブイヨンの代わりに使ったのが……香川県民のソウル、「いりこ出汁」。
※ただ残念だったのは、瀬戸内海のイリコではあったんだけど、伊吹島のイリコではなかったこと・・・
次回ね。

そしてモンテベッロの濃厚なイカスミペーストの奥に、和の強烈な旨味であるイノシン酸を忍ばせる作戦。

モンテベッロのイカスミ

結果的にいりこの主張は控えめで「縁の下の力持ち」になったんだけど、それがかえって全体の味に信じられないほどの深みとまとまりを出してくれた。

完璧な火入れを支える最強ギアたち

リゾット作りにおいて「火加減」と「温度管理」は命。

ここで新戦力の「タフまる」が大活躍。

風の強い屋外でも火力が全くブレず、お米を炒め、じっくり煮込むという繊細な工程を完璧にこなしてくれた。

さらに、絶対に欠かせないのが「常に温かい出汁を注ぎ続けること」。

冷たい水分を入れるとお米が割れてベチャッとなってしまうからね。

今回は「アルポット」を出汁の保温専用機としてフル稼働させることで、このミッションを難なくクリアできた。

アルポットでイリコ出汁をつくる

旅カメラ流「漆黒のいりこイカスミリゾット」レシピ

外でも失敗しない、絶品リゾットの作り方をご紹介するぜ。

【材料表】いりこ出汁×イカスミの旨味爆発リゾット 〜トマト&バジル仕立て〜(2人分)

カテゴリ食材分量下準備・備考
主役150g(1合)絶対に洗わない(そのまま使う)
イカ150g1.5〜2cmの賽の目に切り、半量(75g)ずつに分けておく
香味野菜タマネギ1/4個細かいみじん切り
セロリ20g細かいみじん切り
ニンニク1/2片細かいみじん切り
旨味ベースいりこ出汁400ml濃いめに水出しする(別鍋で温めておく)
ホールトマト(缶詰)100g(約1/4缶)あらかじめ手やフォークで細かく潰しておく
イカスミペースト10g〜出汁の旨味とバランスを取りながら調整
調味料等バター10g
純米酒大さじ1お米といりこ出汁のつなぎ役
パルメザンチーズ(粉末)大さじ1
塩・コショウ各少々
トッピングフレッシュトマト1/4個種(ゼリー部分)を除き、5mm角のみじん切り
バジルの葉3〜4枚トッピング直前に手でちぎる(飾り用に数枚残してもOK)
EXオリーブオイル適量仕上げに一回しする(上質なもの)

・出汁のスタンバイ
アルポットで出汁を作って、常に湯気が出るほどの熱々状態をキープしておく。
※500CC以上あると余裕。

・香りを引き出す
フライパン(またはスキレット)にバター、オリーブオイルをたっぷり敷き、タマネギ、セロリ、ニンニクを入れ、タフまるを弱火に点火。
ニンニクの香りが立ってきたら、イカを加えてサッと炒める。

日本酒を追加し、水分を飛ばす。

・お米をオリーブオイルでコーティング
お米(洗わない!)を投入し、中火にしてお米全体に油が回り、少し透き通ってくるまで炒める。
ここでイカスミペーストも加えて全体に馴染ませる。
イカスミは、思ったより少な目でいいと思った。
お米にオリーブオイルを完全にしみ込ませるという工程だ。

・ひたすら煮込む(ここが勝負!)
熱々のいりこ出汁をお玉1〜2杯分、お米がひたひたになる程度に注ぐ。
焦げ付かないように優しく混ぜながら、水分が減ってきたら出汁を足す、という工程を15分ほど繰り返す。
ホールトマトを追加する。
(ホールトマトは手で潰しながらいれよう)

・仕上げのアルデンテ
お米に少し芯が残る「アルデンテ」になったら火から下す。
塩コショウで味を整え、粉チーズを振って軽く混ぜ合わせる。

塩コショウがなくても、イカスミ・ホールトマトの旨味だけで十分美味しいので、塩コショウは完成後の味変で楽しむのもアリかな。

・盛り付け
器に盛り、角切りにしたトマト、フレッシュバジルを美しく配置。

最後に上質なオリーブオイルを一回し、粉チーズをパラリと雪化粧させれば完成!

この、EXバージンオリーブオイルを仕上げにかけるのもとても重要!!!
このオリーブオイルの品質で完成具合が変わる!!

イカスミリゾット
きゃー

ファインダー越しに息を呑む、漆黒と鮮やかな色彩

出来上がったリゾットを目の前にして、ファインダーを覗き込んだ瞬間。

漆黒のキャンバスに、鮮烈なトマトの赤とバジルの緑。

その強烈なコントラストと美しさに、思わずシャッターを切る手が止まらなくなった。

単焦点レンズの浅い被写界深度の中で際立つ、ゴロゴロと入ったイカのツヤ感、そしてオリーブオイルの照り。

写真好き、カメラ好きにとってもたまらない、極上の被写体だね~

旨すぎてまさかの「連続2周目」へ突入

肝心の味だけど・・・

食べた瞬間、笑いが止まらなくなるほどの美味しさ!!!
旨み爆弾だらけ、美味しくないわけがない。

いや、最初からずっと、食材を足していく度にこれ、不味いわけないやん、って思っていたよ。

イカスミのコク、フレッシュトマトの酸味、バジルの爽快な香り。

実はこのリゾット、あまりにも美味しすぎてペロリと平らげてしまい、「食材、まだ余ってるよね…?」ということで、なんとその場でもう一度、最初から作り直して2周目に突入(笑)。

胃袋を狂わせる、まさに悪魔的なレシピ。

そしてさらに思ったんだけど、こんなにオリーブオイルをつかっているのに、ものすごく胃が喜んでいるっていう実感。

イリコ出汁に対して日本酒(綾菊)を使用したけど、イリコ感がなかった。
イカスミやイカのインパクトが強すぎて、イリコを感じられなかったね。
イリコ出汁をもっと濃くするほうがいいな。

また、セロリの主張が弱いから、2回目は少し多めに入れてみた。
あ、多く入れるほどいいかも。
もっともっとセロリは入れてもいいかもね。

大自然の中で最高の景色を切り取り、最高の飯を喰らう。

洗い物をしながら、体調が良くなっていることを実感。
これ、とてもヘルシーでもあるんだなって思った~

週末の予定がまだ決まっていない方は、ぜひ「タフまる」と「イカスミペースト」を持って、極上のアウトドアリゾットに挑戦してみて(^^♪

アウトドアクッキングシリーズ、これからがんばってみようかな~