丸亀市の庭園「中津万象園(なかづばんしょうえん)」で優雅なひとときを。

丸亀市の庭園「中津万象園(なかづばんしょうえん)」で優雅なひとときを。

中津万象園とは

丸亀市にある庭園「中津万象園」は、丸亀藩京極家が築庭した池泉回遊式大名庭園。
丸亀美術館も併設されている。
さらに「懐風亭」があって美しい庭園を眺めながら懐石料理も楽しむことができる。
「万象園」とは「森羅万象」からネーミングされているそうだ。
※森羅万象とはありとあらゆる現象、存在するすべてのものを指す。

京極家について

京極氏は宇多天皇の皇子敦実親王を始祖とする近江源氏佐々木氏が祖とされている。
「高和」が丸亀藩初代藩主。
「高和」は「忠高」の甥にあたるんだけど、少し解説。

「忠高」は徳川秀忠の娘「初姫」と結婚、子ができなかったため甥である「高和」を養子にしようとするが認められなかった。
そして「忠高」が亡くなる。
改易(いわゆる没収)されかけたが「忠高」の「大坂の陣」の功績もあるので、「高和」が丸亀を任され京極家続投、となったわけだ。
京極家は丸亀城に入城、そして2代目「高豊」が中津万象園を築亭(1688年)。
また、丸亀藩は飛び地として、近江(琵琶湖周辺)の一部を領地として所有していた。近江は京極家先祖の地。

中津万象園は、琵琶湖をなぞらえてつくられたのだけど、こういう背景があるということを知ってまわると楽しい。

しかし京極家の家系図を見ると、「忠高」の父「高次」は「お初」と結婚しているとか勢力争いって大変だったんだろうね~
「お初」は「お市の方」の娘で、「淀君(茶々)」の姉妹。(書いていてややこしい)

さて、前置が長くなったのでそろそろまわろう。

園内マップ

中津万象園マップ

※公式サイトより

▼中津万象園8つの島

    1. 帆(矢橋帰帆)
    2. 雁(堅田落雁)
    3. 雪(比良暮雪)
    4. 雨(唐崎夜雨)
    5. 鐘(三井晩鐘)
    6. 晴嵐(粟津晴嵐)
    7. 月(石山秋月)
    8. 夕映(勢田夕照)

琵琶湖をかたどった八景池を置いている。

以上8つの島を配し、その橋を島で結んだ池泉回遊式の庭園。
※8つの島は琵琶湖に実際にある。

みどころ

以下、私がまわって素敵だなと感じた8つのポイントを掲載する。
※もちろんもっとある。
書ききれないくらい魅力的な場所。

中津万象園出入口

入り口と出口は同じ。

▼回廊の左を曲がると絵画館。

中津万象園回廊

今日は絵画館には行かない。

中津万象園庭園

ツツジが咲いていていい時期に来たね。

中津万象園のツツジ

邀月橋(ようげつばし)

邀月橋(ようげつばし)

朱色で趣のある橋。

邀月橋(ようげつばし)正面

▼西側の眺め。

邀月橋(ようげつばし)からの眺め

手前の島は雁(堅田落雁)、人が渡っているのは水蓮橋。
※「睡蓮」ではなく「水蓮」。何か意図があるのだろうか?
今後調査。

池の色が残念ながら濁っているけど、ボラ?(ボラです)と鯉が住んでいるよ。
まわっていると時々ボラが跳ねる(笑)

▼東側の眺め。
ツツジがいっぱい。

邀月橋(ようげつばし)からの眺め2
▲写真右側の島は「帆(矢橋帰帆)」
写真奥には後述するけど「味処懐風亭」という料亭があるよ。

▼「帆(矢橋帰帆)」

中津万象園の帆(矢橋帰帆)

この島は8つの島で唯一立ち入り禁止。

水蓮橋

邀月橋(ようげつばし)から見えた水蓮橋を渡る。

中津万象園水蓮橋
写真左から右に水が流れているので水面を見ていると酔うのでご注意を。
水面スレスレで歩く感覚、スリリングでいい。

▼雁(堅田落雁)に上陸しながら邀月橋(ようげつばし)を見る。

水蓮橋から見た邀月橋(ようげつばし)
正午前、晴天だと白飛びして撮影が難しい。
曇りや夕方手前に来るほうがもっと奇麗に撮れると思うので、訪れる予定のある方はご参考に。

ツツジ

5月、ツツジがすごくきれいに咲いている。
ドウダンツツジもかわいく咲いていた。

中津万象園のドウダンツツジ

ツツジつながりということで。

中津万象園のツツジ2

中津万象園のツツジ3

中津万象園の散ったツツジ

中津万象園のツツジ4

中津万象園のツツジ5
この時期(5月)、とても見ごたえあり。

大傘松

傘のような松。
樹齢600年。

中津万象園の大傘松
直径15mだって。

これは手入れが大変だね。

大傘松下部

一瞬京都かと(笑)

中津万象園の朱色の鳥居大傘松全景
素晴らしい。

キショウブがいいね。

中津万象園のキショウブ

石投げ地蔵尊

中津万象園石投げ地蔵尊
石に願い事を書いて投げる。(100円)
※お地蔵さんにぶつけてはだめ。

中津万象園石投げ地蔵尊2
願い事したよ(*^_^*)

魚楽亭からの眺め

夕映(勢田夕照)に上陸。

中津万象園夕映(勢田夕照)
▼月(石山秋月)にある魚楽亭。

月(石山秋月)の魚楽亭

ここからの眺めが一番好き。

魚楽亭から見た観潮楼と茶室

魚楽亭から見た池

魚楽亭から見た池2
睡蓮が美しい。

中津万象園の睡蓮

中津万象園の睡蓮2

蜂がとまっている。

中津万象園の睡蓮と蜂

筆海亭

筆海亭

ここが一番高い場所。
しばし休憩、ずっといたくなる。
(なぜここからの眺めを撮っていない?!)

中津万象園の花

茶室

さっき茶室は前写ししている方々がいたので撮る事ができなかった。
最後に立ち寄った。

▼銀閣寺型手水鉢かな?

中津万象園手水

こちらのお茶室は日曜日の10:00~15:00のみ営業。
お茶とお菓子で500円。
残念。

中津万象園茶室

大傘松を鑑賞しながらお茶を飲んだらおいしいだろうな。

中津万象園茶室内部

茶室は2つ。

中津万象園茶室内部2

味処懐風亭

中津万象園には「味処懐風亭」という料亭があるよ。

邀月橋(ようげつばし)を見ながら。

味処懐風亭から見た庭園

庭園を眺めながらお食事。

▼1,000円のランチ

味処懐風亭のランチ

7月にここで会合があったんだよね。
この内容で1,000円はかなり良心的、さすが。

味処懐風亭の鰻飯

山椒がピリリと効いておいしかった。

味処懐風亭の刺身あ、茶わん蒸しを撮るのを忘れた(笑)

まとめ

中津万象園はとてもゆったりと時間がながれていて、魅力的な庭園。
京極家の琵琶湖への想いを感じられたかな?

中津万象園の緑

栗林公園よりこぢんまりとしているけど、優雅なひとときを過ごすことができる。
感動がずっと続く。

中津万象園の川

花や木々にも注目だね。

▼シラン

中津万象園のシラン

▼サクランボ

中津万象園のサクランボ

中津万象園の鴨

他にも藤棚、椿、紫陽花が咲くので、季節ごとに立ち寄りたい場所。

香川県にお越しの際は、ぜひ丸亀城とセットでお立ち寄りいただきたい。

中津万象園の小花

公式サイト中津万象園
開園時間:9:00~17:00(最終16:30)
休園日:水曜日
※12/30・31は休園
料金
【大人】庭園700円・絵画館500円
【小・中学生】庭園300円・絵画館200円
※団体・障害者割引あり
※公式サイトに10%OFF券がある
マップ






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