葉っぱの落ちる音が聴こえる静けさ!こんぴら奥の院「箸蔵寺」の紅葉
徳島県三好市にあるこんぴら奥の院「箸蔵寺」に紅葉を見に行ってきた。
箸蔵寺の本尊は香川県にある金刀比羅大権現。
「こんぴら奥の院」と呼ばれているわけだ。
弘法大師ゆかりのお寺なんだけど、四国霊場八十八カ所ではない。
そのかわりいろんな霊場の札所となっている。
・「四国別格二十霊場」第15番札所
・「四国三十六不動尊霊場」第4番札所
・「四国三十三観音霊場」第28番札所
・「阿波西国三十三カ所」第23番札所
と随分肩書が多いね。
当初は、箸蔵山ロープウェイ登山口駅に自動車をとめ、ロープウェイで上がろうと思っていた。

大人片道820円、往復1,540円と高額なので、今日は歩いて行こう。
(令和元年10月から下記新料金になった。)
徒歩でのぼれば50分くらいとのこと。
ロープウェイでのぼると所要時間4分らしいけど・・・
今回ロープウェイ登山口駅から歩いたけど、中腹まで自動車で行くことができたんだよ(笑)
▼以下の「高灯篭」のすぐ横にある駐車場を目指すといいよ。
仁王門の手前まで行けるわけだね・・・
知っていれば良かったよ~(泣)
※そうでもなかったことに後で気が付くことになる。
箸蔵山ロープウェイ駐車場に到着すると木立ダリアさんがお出迎え。

少し紅葉も見られた。

ロープウェイ登山口駅のすぐ横から登山道がある。


登山道の傾斜はそんなにきつくない。

大きめの石がゴロゴロしているところがあるので捻挫しないように注意。



箸蔵寺まで約2km。
この調子だと結構カロリーを消費するね。

のんびり歩く。
そんなに傾斜はきつくない。
▼これを見て自動車道があることを知った。

Googleマップで確認すると、高灯篭まで自動車で行くことができたんだなと・・・

歩いて階段を上ると徳島県立池田高校三好校山地農場がこの先にあるよ。

自動車で行くことができると知っていたら楽だったかもしれないけど、歩いたことにより楽しい出逢いもあった。



牛さんもいたけど写真を撮るのを忘れた・・・

徳島県立池田高校三好校山地農場、楽しい場所だね。

さて登山再開。

登山道の紅葉は素晴らしかった。

やはり高灯篭まで自動車で行かない方が良かった(^^♪

静けさの中、時おり鳥の鳴き声、葉っぱの落ちる音がパサッ、パサッと聴こえてくる。

歩いたことでいろんな体験をしたので、ぜひ歩いて登っていただきたいね(^^♪

こんぴらさんに比べれば楽だけど休憩しながらのぼったよ。



仁王門に到着。

ここまで休みながら50分かかった。
前述したけど、仁王門、高灯台のあるここまで自動車で来ることができるよ。

国登録有形文化財の高灯篭を撮らなかった。
疲れが・・・


4分でのぼるロープウェイが追い越していった。
イチョウの落ち葉の中からスミレさんが咲いていた。

一般的に春に咲くスミレとイチョウの落ち葉のコラボ、なかなか見られない光景だ。
登山再開。


仁王門をくぐると歩きやすそうな道。

少しこんぴらさんっぽい。


ここから階段が続く。
こんぴらさんの785段には及ばないけど約600段もあるよ。


階段だらけ(笑)
最後の階段はこんぴらさんよりきついかも・・・

私より屈強な年上の方々が力強くのぼられていた。

見習わなければ。

やっと到着、登山終わりと思いきや、御本殿までまだ先があるんだね~

▼本坊の彫刻

美しいね。

御本殿を目指す。



鐘楼堂の中に入ると縄があって、下に引っ張ると鐘が鳴る。

素晴らしい鐘の音が箸蔵山一帯に響き渡る。

これをのぼりきれば御本殿。
ここもこんぴらさんより厳しい。

やっと到着~

十月桜がいっぱい咲いていた。

さて帰ろう。

ロープウェイ代をケチったけど、来た道を帰るには心折れそう・・・


ロープウェイで帰ろう・・・

ほんとに4分で駐車場に到着したよ。
登る時に、いろんな体験ができたことがとても良かった。
高灯篭まで自動車で行くと、あの階段を上がって降りるということをしないといけなくなる。
結構大変なことなので、歩いて登り、下りはロープウェイという手段がおすすめかなと。
あ、もちろん全行程徒歩というのも体力に自信のある方は挑戦を(^^♪