綾菊酒造を見学
香川県にある酒蔵は6蔵。
小豆島酒造株式会社、西野金陵株式会社、勇心酒造株式会社、有限会社丸尾本店(凱陣で有名)、川鶴酒造株式会社、綾菊酒造株式会社ね。
日本酒の酒蔵の少ない香川県。
少ないランキングは沖縄県、鹿児島、宮崎についで4位なんだとか。
面積が日本一小さいからしょうがない。
本日は綾菊酒造株式会社さんの酒蔵を見学させていただくよ。
私は最近日本酒にハマっていて、香川県のお酒しか飲まないのだ(^^♪

見学可能の時間を電話で確認されることをおすすめする。
(基本的に要予約)
ツアーはガイドさんの説明、ビデオ視聴、蔵見学、試飲で約1時間。


ガイドさんの説明が始まる。
冒頭の情報はガイドさんに教えていただいたものなんだ。

国重氏は広島県東広島市「賀茂鶴酒造」で9年間修業された。
酒蔵での修行を経て、昭和45年(1970年)に33歳で綾菊酒造の杜氏に就任。
その時の綾菊さんでは、いろんな米を使ってお酒をつくられていた。
国重氏はひとつの米に絞ることを当時の社長に進言。
酒つくりには適していない「オオセト」という米に着目。
10年かけて美味しいお酒を完成させた。
全国新酒鑑評会において連続13年金賞受賞したことを記念して杜氏の名前を冠した「国重」が生まれたんだ。
平成7年には厚生労働大臣によって表彰される「現代の名工」受賞。
国重氏は、自分の思い描いたお酒をつくるまでは引退できないとのこと。
動画は10年前のもので、現在は引退されてらっしゃる。
※まだイベント時には参加されることもあるのだとか。

何ものにもとらわれることなく自由でいること
心打たれた〜
とても興味深い動画だった(^^♪
さて蔵の見学。

というかめっちゃいい香り。
建物は有形文化財。

蔵に入ると涼しい。
暑さはお酒の敵だもんね。
とてもフルーティな香りに酔いしれながら、ガイドさんの説明がすべて楽しい。

鉄分がお酒には有害。
こちらの井戸水は鉄分が水道水の1/10以下なんだって。

私が10人くらい入るかな。
ここで蒸かした米を2階に運んでいたけどそれが重労働だった。



酒つくりも現代では科学的になってきた。
アナログとデジタルの融合を垣間見ることができた。

よって見学はできない。
(見学可能な時には上がることはできるけど、おもしろい場所ではないそうだ)

結局タンクの口は上にあるから上らないといけないんだ。
2階にお米を運んで作業する方がその後の効率がいいわけだ。

3月がお酒つくりの最終で、この工程が見られたのはとても幸運。
しかしよくここまで見せていただけるなんて感動。
ガイドさん曰く、見せるものがこれ以外ないので見ていただいているとのこと。
終始香りに酔いしれる。
優しい香りに包まれているというか、ずっとここにいたい。

720mlのボトルね。
左から純米吟醸1,760円、吟醸1,518円、特別純米1,408円
左からフルーティ、ノーマル、コク深という印象。
フルーティな純米吟醸を購入(^^♪
綾菊さんの見学、ものすごく楽しかった。
またイベントがあったら参加しよう。
これからも綾菊さんのお酒を発見したら飲むよ。
今日の体験で、また深く味わって飲むことができそうだ。
・公式サイト
【電話】087-878-2222
【住所】香川県綾歌郡綾川町山田下3393−1