坂出市のワインバー「NOEVALLEY(ノイヴァレー)」

坂出市のワインバー「NOEVALLEY(ノイヴァレー)」

坂出でのミッションを終え、「坂出市の夜景を撮ろう」と思い立つ。

カメラを手に、目的もなく街を徘徊し始めた。

路地裏を歩いていると、一軒の店の前で足が止まった。

そこには温かな光が漏れる、洒落たワインバーがあった。

「体が喜ぶ野菜と肉とナチュラルワイン Noe valley」

店名を眺めていると、中から上品な女性オーナーさんが顔を出し、少しお話を。
そのお話が心地よかったので、吸い込まれるように暖簾をくぐった。

偶然見つけた、温かな光。

店内は、木の温かみとモダンなインテリアが調和した、非常に落ち着いた空間だった。

隅にはアップライトピアノ、コントラバス、バイオリンがあり、壁のレンガ風の装飾が心地よい影を作っている。

Noe valley(ノイバレー)店内

私は最近、ワインはほとんど飲まなくなっていた。
以前はそれなりにハマっていた時期もあったんだけどね。

だけど、この店の雰囲気、そして「ナチュラルワイン」という言葉に、かつての昔の探究心が、ほんの少しだけ刺激された。

「ナチュラルワイン」とは、簡単に言うと、化学農薬や添加物を極力使わず、ブドウ本来の力と自然の発酵だけで作られたピュアなワインのことね。

知らなかった、「オレンジワイン」という世界。

カウンターに座り、「オレンジワイン」という存在を初めて知った。

「白ワインは、白ブドウの皮をむいてつくるんですけど、皮をむかずにつくったワインがオレンジワインなんですよ」

オーナーさんの丁寧な説明に、私は興味津々でそれに決めた。

オレンジワインは肉にも合うし、ポリフェノールがたっぷりなんだとか。

運ばれてきたグラスには、琥珀色とも、確かにオレンジ色ともとれる、美しい液体が注がれていた。

Noe valley(ノイバレー)のオレンジワイン

白ワインの爽やかさと、赤ワインのような深みや渋みが同居する、不思議で魅力的な味わい。

実はこの後、もうひとつのオレンジワインもいただいたのだけど、その美味しさとオーナーさんとの会話に夢中になり、写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。

坂出の夜に浸る、ささやかな時間。

チャージとチャームは800円。

クラッカーとサラミという、ワインにぴったりのシンプルで洗練された一皿だ。

Noe valley(ノイバレー)のチャーム

ドリンクメニューを眺めながら、オレンジワインの余韻に浸る。

Noe valley(ノイバレー)のドリンクメニュー

ありゃ、フードメニューを撮るのを忘れた・・・

マルヴァジアとジビッポがオレンジワインね。

久しぶりのワインの香りに誘われ、メニューに載っていた赤ワイン、そして白ワインも立て続けにいただいた。

Noe valley(ノイバレー)の赤ワイン

Noe valley(ノイバレー)の白ワイン

どのワインも、オーナーさんがこだわって選んだ「ナチュラルワイン」。

体にスッと染み渡るような、優しくも力強い味わいだった。

坂出の夜景を撮るという当初の目的は、この温かな空間と美味しいワインの前に、いつの間にか霧散していた。

坂出の夜を静かに照らしてくれたのは、グラスの中でゆったり揺れる、鮮やかな「オレンジ色」だった。

・公式Instagram
【電話】090-4337-5432
【住所】坂出市本町2-9-1レントビル1F