たこ焼き物語。【ZEISS Loxia 2/50】

また今日も夜の花を撮ったよ。

本日の使用レンズは「ZEISS Loxia 2/50」。

光を透過するペチュニアが美しい。

ペチュニア

ちょっとキザっぽく始めたけど、いつも気になっている話をしよう。

アベリア
アベリア

飲食店のノボリなどで、「味自慢」と書かれてあるよね。
私は少しこの「味自慢」という表記に日頃疑問を持っていた。
そして同僚と4人でのランチから帰る車内でのお話。

たこ焼き屋さんのノボリに「味自慢」と書かれてあるのを運転手の同僚Aが発見。

カーネーション
カーネーション

同僚A:「たこ焼き屋で、味以外で自慢できることってあるん?」

同僚B:「ラムーの100円たこ焼き、あれは『安さ自慢』になっているんじゃ?」

私:「ん?じゃあラムーのたこ焼きはマズいん?」

同僚B:「いや、美味いっすよ」

ツツジ
ツツジ

同僚C:「モスバーガーは『味自慢』の店じゃない?」

私:「じゃあ、マクドナルドは『安さ自慢』?」

同僚A・B・C:「いや、マクドナルドも美味い・・・」

ナデシコ
ナデシコ

私:「ではモスバーガーは『クオリティ自慢』のお店じゃない?美味しいのは分かるけど、注文して出てくるまで時間がかかる。それでも人気なのはクオリティが高いからじゃない?逆にマクドナルドのチープなクオリティが欲しい時があるし、実際いつ食べても美味しい」

同僚A・B・C:「確かに・・・」

同僚C:「ロッテリアは?」

私:「そもそも、ロッテリアはJR高松駅にしかなく、高松駅で食事をしようとした時、時間の関係で仕方なく食べている人が多いんじゃない?」

同僚A・B・C:「それは偏見やろ!」

私:「だって、JR高松駅でハンバーガーを食べたくなったらロッテリア一択しかない」
「あ、あれは『場所自慢』のお店だね」

キョウチクトウ

同僚A・B・C:「いや、ロッテリアも美味い!」

私:「確かに・・・」

ユリ

同僚A:「要するに、『味自慢』っていうけど、『うちの味はイマイチだけど、サービスは充実している。』とか、『美味しくないけど安さだけは日本一。』とかをウリにできるものなんかな?それでお客さん来る?」

チェリーセージ

同僚A:「本来、当たり前のことを書きすぎているんじゃないか?」

夜の花

同僚C:「他の業界では、商品が業界で1位でなくとも、営業マンの誠実さで購入することはあるよね。今回のたこ焼き屋さんは、飲食店だけでの話ではなく、もっとグローバルにものを見ているんじゃないか?」

夜の花2

同僚A・B・私:「まじか~、そんなスケールのでかい話なのか~」

オオキンケイギク
オオキンケイギク

私:「本来、当たり前すぎて書くこと自体おかしいんだけど、そこをあえて書くことによって、ここまで議論を起こした。ここに本来の狙いがあるんじゃないか?」

スイートピー
スイートピー

同僚B:「なるほど、そんなに言うんなら、どこまで味自慢なんか食べてみてやろうやないかい、と思わせるという挑発か」

夜の花3

同僚C:「自らハードルを上げて、さらにその上を行く、美味さがたたみかけてくるたこ焼き屋さんなんや!」

全員:「今からさっきのたこ焼き屋に戻るぜ!」

・・・・・

※この物語はフィクションです(笑)
結末はご想像にお任せいたします。