神戸旧雑居地「海岸ビルヂング」と「神戸メリケンビル」
安政五か国条約により1868年から1899年の間、外国人が住むことを認められた区域が居留地。
居留地だけでは足りなかったことで、日本人と外国人が雑居する「雑居地」が生まれた。
北野異人館街やメリケンロードから西側、また南京町が旧雑居地とされる。
▼旧居留地のレポート
▼旧雑居地「南京町」レポート
▼旧雑居地「北野異人館」のレポート
そして旧雑居地ビルの2つ、「海岸ビルヂング」と「神戸メリケンビル(旧神戸郵船ビル)」をレポートをするよ。
海岸ビルヂング
まずビルディングではなくて、「ビルヂング」というところが面白い。
海岸通り(国道2号線)を歩いていると発見。
むむ、25mm広角レンズでも入りきらない。
ここは遠くから撮影だ。
お、おさまった。
海岸ビルヂングの旧名称は「日濠館」。
国の登録有形文化財なのだ。
中に入るとこれまたテンションアップ。
映画マトリクスに出てくるような非常階段。
非常階段を降りると裏口から出る。
裏側の壁はレンガで素敵。
夜は22:00までライトアップされているよ。
神戸メリケンビル(旧神戸郵船ビル)
海岸ビルヂングから東へ少し歩くと神戸メリケンビル。
▼海岸ビルヂングを遠くから撮った時の場所で撮影。
手前が神戸メリケンビルで、向こう側に走る南北の通りがメリケンロード。
メリケンロードから向こう側が旧居留地になるんだよ。
入り口のデザインが凄すぎる。
海岸ビルヂングほど見学ポイントはないんだけど、とても美しい。
アメリカ領事館だったんだね。
2つの旧雑居地ビル、旧居留地に観光に来たら是非立ち寄っていただきたい。