虹の滝の雌滝と雄滝

香川県の避暑地「虹(こう)の滝」

私は暑くなると、木田郡三木町にある虹の滝によく行く。

夏でも涼しくマイナスイオン立ち込めるおすすめの避暑スポットだよ。

虹の滝は雌滝と雄滝の2つがあって、1カ所で二度おいしい場所。

アクセスの注意点

三木町側から高松市塩江町に向かっていると以下に到着する。

▼小蓑中学校郷土クラブの説明。

虹の滝の雌滝と雄滝分岐

「虹の滝の歴史」
虹の滝には雄滝と雌滝がある。上側が雄滝で高さ11m、幅6m、下側が雌滝で高さ8m、幅6mである。
古くは、江戸末期の「讃岐名勝図絵」によると、雌滝雄滝の名が今と逆であった。上の雄滝は山姫の白布をさらすようだといわれ、また、下の雄滝は瓶を傾けたような巨石の間から水がほとばしり、立ちのぼる水煙に日光を受け虹がたつ、それで虹の滝という。
雄滝には、またカモジ(髢)の滝の名前もある。
その形や自然の美しさから、武士や歌人達にひろくもてはやされたようであり、滝を歌った作品が多い。
上の滝(雌滝)の上方には竜の住む渕があり、空海が滝に封じこめた伝説があることは注目される。
とにかく、どちらがの滝が雄滝、雌滝であるか、ぼくらには大問題だと思う。
小蓑中学校郷土クラブ

「山姫」は「山の女神」を指す。
「カモジ(髢)」とは昔のエクステ(髪のボリュームアップ)と言えばいいのかな。
テイカカズラを原型に使ったそうだ。

小蓑中学校の皆さん、レポートありがとうございます(^^♪
(現在は廃校になっている。)

ここは雌滝と雄滝に分岐する地点で、どちらの滝にもすぐに行くことができるので便利なんだけど、駐車場がない。

ここから少し塩江町側に移動すると空き地があるのでそこに自動車(1台のみ)をとめて、歩いてここに戻ってくるといい。
(徒歩約5分)

しかし暑い時、夏休みなどは人が多いのでおそらくとめることができないと思う。

とめられない時はさらに塩江町側に少し進み、「虹の滝キャンプ場」の駐車場にとめるといいよ。

虹の滝キャンプ場駐車場から5分ほど歩く。

雄大な雌滝を東屋から見ることができるよ。

虹の滝雌滝東屋

そして最大の注意点、雌滝と雄滝はもちろん繋がってはいるんだけど、川を渡る必要がある。

水位が低い時は渡ることができるんだけど、増水していると雄滝まで行くことができないのでご注意を。

一番厄介な事態は、分岐点近くにある空き地に自動車をとめられず、キャンプ場に自動車をとめて雌滝から雄滝まで行くことができなかった場合だ。

その場合はキャンプ場から自動車で来た道を分岐点までもどる必要があるね。

サンダルとハーフパンツなど、濡れてもいい状態なら川を渡れると思うけど。

雌滝

▼高さ8m、幅6mの雌滝。

虹の滝雌滝

小蓑中学校郷土クラブさんの説明によると、以前は雌滝と雄滝が逆だった説があるんだよね・・・

どちらが雌滝、雄滝なのか、中学生諸君にはとても重要なことなんだろうと思う。
純粋な感想だね。

確かに、私の目の前にある滝は繊細で女性的に見える。

長い年月を経て、地形や人の価値観の変化になどより、当初のイメージでは説明がつかなくなったのではないかと勝手に推測する。

そういうことを考えながら2つの滝を鑑賞するとまた楽しみが増えるね。

雄滝

本日は川の水位が高く、雌滝から雄滝に行くことができなかった。
最初にご紹介した空き地まで自動車で戻り雄滝に来たよ。

虹の滝のドクダミ

今日はドクダミさんをよく見る。

▼高さ11m、幅6mの雄滝。

虹の滝雄滝

こちらは滝壺に向かって真っすぐ直に落ちる。

やはり男性的なイメージ。

上が男、下が女みたいな、昔の男尊女卑のような考え方も手伝ったかな?

以前はどんな滝だったんだろうね。

まとめ

最初の分岐点近くの空き地に自動車をとめることができたとしても、キャンプ場にも来てみてね。

虹の滝キャンプ場

涼しさに驚くよ(^^♪

鳥のさえずり、花も咲いている。

虹の滝のウツボグサ
ウツボグサ

周辺散策もおすすめだ。

虹の滝のテイカカズラ
テイカカズラ

お、カモジ(髢)ネタ、奇遇だね(^^♪

虹の滝のマメヅタ
マメヅタ

トンボ、蝶、カエルさんもいっぱいいたよ。