待ちわびたミカンの花
香川県に住んでいると、ミカンを買わなくても食べられるものだと思っている。
ミカンが溢れるほどあって、香川県のミカンはとても美味しい。
近所でもいっぱい木があって、花が咲いているのをよく見かける。
北海道の親戚にミカンを送るとかなり喜ばれる。
(もちろん、もらったものに文句を言うことはないだろうから、やや説得力に欠けているのかもしれない。)
香川県ではミカンの木が街路樹にもなっている。
高松市中央公園沿いの植え込みにミカンの木があって、花が咲くのを待っていた。
ゴールデンウィーク最終日にようやく咲いた。
におわなくても香りが薄っすら漂う。
どこでもみかけるミカンの木なんだけど、この木にとても愛着が湧いた。
花言葉は「清純」、「純白」、「親愛」、「純潔」など。
1月15日、5月17日、5月22日、11月23日、12月16日、12月28日の誕生花。
「咲」という漢字は巫女が両手を広げて神様を喜ばせている様を表している。
私は神様ではないけれど、待ちわびたこの花にとても喜ばせていただいた。