8mm極厚鉄板で作る「オール香川のテロワール・ビビンバ」!…からの、小豆島醤油ビン割れ大パニック!?
石焼ビビンバって定期的に食べたいんだよね。
以前はよく食べていた。
さて、アウトドアで石焼ビビンバをつくってみようか。
前回食べた高級焼肉店の石焼ビビンバは越えたいね。
※しかし「ビビンバ」、「ピビンパ」、「ビビンパ」、「ビピンパ」どれが正解なのか諸説あり・・・
もっといろんな組み合わせがあるよね。
アウトドア飯には「魔物」が棲んでいる
アウトドア飯、特に極厚鉄板を使った料理には「魔物」が棲んでいる。
計算し尽くした完璧なレシピ、厳選した地元の極上食材。
すべてが順調に進んでいたはずなのに、クライマックスでまさかの大事件が起きるのも、外遊びの醍醐味だ。
今回は、香川県が誇る最高のローカル食材をかき集め、愛用のタフまる&8mm極厚鉄板で「究極のご当地鉄板ビビンバ」に挑戦したよ。
味は間違いなく星3つ。
しかし、その裏で起きたパニックの一部始終をお届けするぜ。
究極の「香川布陣」と本日のスタメン食材たち
まずは、今回のビビンバを彩る精鋭たちを紹介したい。

今回の味の要、大本命がこれ。
「本鷹コチュジャン(soefarm×シューレオリジナル)」。
丸亀町商店街にある「まちのシューレ963」さんでのみ販売しているよ。
▼まちのシューレ963
・公式サイト
【電話】087-800-7888
【住所】高松市丸亀町13−3 参番館東館 1F

裏面の原材料を見て震えた。
讃岐白味噌、醤油、粗糖、日本酒、本島産本鷹唐辛子粉、自家製玄米味噌、豊島産天日塩……。
なんだこのオールスター感謝祭は。
香川の旨味がこの小瓶にすべて濃縮されている。

そして、香川の旨味といえば忘れちゃいけない「伊吹島のイリコ粉」。
これがコチュジャンと合わさることで、圧倒的な深みを生み出す。

メインの肉は「オーストラリア産牛肉ももステーキ用(244gで871円)」。
赤身肉だけど、鉄板と脂の力で極上の具材に化けさせる。
(実はステーキ肉がこれしかなかったんだよ(´・_・`))

今回はナムルの代わりに、手軽な「韓国製キムチ」と「生のニラ」をチョイス。
酸味とシャキシャキ感が、濃厚なタレを真っ向から受け止めてくれるはず。
鉄板の熱狂!調理スタート

相棒の「タフまる」に8mmの極厚鉄板をセット。
限界まで熱し、いざ調理開始!
ごま油をひき、刻んだニンニクをこんがり焼き上げる。

まずはステーキ肉とシイタケを炒める。
鉄板の強力な熱で肉の表面を一気に焼き上げ、そこから染み出した暴力的な旨味の脂を、スライスしたシイタケにたっぷりと吸わせる。
これだけでビールが飲めるレベルだけど、グッと我慢(^^♪
午後はスポーツジムに行くからね。
キャンバスの構築、そして訪れる「悲劇」
旨味脂が残った鉄板に、あえて冷やしておいた香川県産ブランド米「おいでまい」を投入。
脂、追いごま油で一粒一粒をコーティングするように広げ、その上に具材を乗せていく。

ご飯の上に、ざく切りの生ニラ、キムチ、先ほどの肉とシイタケを豪快にトッピング。
中央に生卵を鎮座させ、本鷹コチュジャン、伊吹島のイリコ粉末、みりんをかける。
完璧。
レンズ越しに見るこの色彩のコントラスト。
まさに「映え」の極致。
あとは、鉄板のフチに沿って小豆島醤油(正金の天然醸造こいくち醤油)を回し入れ、香ばしい焦がし醤油の煙を立ち上がらせるだけ……!
「ガシャンッ!!!」
えっ?
なんと、小豆島醤油の瓶が割れたのである。

正金醤油さん、ごめんなさい(´・_・`)
大さじ2杯分の醤油を回しかけるために、まさかの丸々1本分を使い切るという大パニック!
「醤油がぁ!あああ!!」 と1人で叫びながら、ガラス片が入らないように必死でリカバリー。
アウトドアの神様は、時折とんでもない試練を与えてくる。
コップに逃がした醤油は大さじ2杯くらいだった・・・
試練を乗り越えた先にある「極上のカリカリおこげ」

パニックになりながらも、生卵を崩し、醤油を回しかけ、全体を一気に混ぜ合わせて鉄板に強く押し付ける。
パチパチという音と共に、おいでまいの表面が見事な「おこげ」へと育っていった。
いざ実食。
……うまい。
パニックの疲労を吹き飛ばすほど、圧倒的にうまい!
本島産の本鷹コチュジャンの奥深いコクと辛味、そこに伊吹島のイリコ粉末が持つ磯の風味がガツンとぶつかり合い、口の中で奇跡のフュージョンを起こしている。
これはすまぬ、味道源さんのビビンバを越えちゃってるかも。
本鷹コチュジャン、伊吹島のイリコ粉を使う意味がものすごくあるね。
熱い。
本鷹コチュジャンが身体を芯から温める。
ベリーホット。
心も温まる。
生のまま乗せたニラのシャキシャキとした食感と強烈な香りが、濃厚な味を飽きさせない最高の仕事をしている。
そして何より、肉の脂と、小豆島醤油を吸い込んだ「おいでまい」のおこげが、カリッカリで最高すぎる。
火を止めてもまだおこげは完成し続ける。

まとめ:これだから鉄板飯はやめられない
醤油の瓶が割れるという未曾有のトラブルに見舞われだけど、結果的に「本鷹コチュジャン×伊吹島イリコ」という香川ローカル食材のポテンシャルの高さを思い知る大成功のランチとなった。
次やるときは、絶対に醤油は割れない別容器に移して持っていこうと固く心に誓った、週末の昼下がりだった。



