高松市中央公園のベニバナトチノキにふと思う。
高松市中央公園とその横を通る高松中央通りにベニバナトチノキの花が咲いている。
フランスのパリ「シャンゼリゼ通り」のマロニエ(セイヨウトチノキ)並木とまではいかないけど、中央通り両サイドの街路樹数本がベニバナトチノキだ。
マロニエの実は「マロン」という。
マロンは「栗」じゃないんだ。
栗を英語で言うと「chestnut」(チェストナット)。
シャンゼリゼ通りには白い花のトチノキが並ぶんだけど、赤い花のベニバナトチノキもあるよ。
ベニバナトチノキは「アカバナトチノキ」と「セイヨウトチノキ(マロニエ)」の交雑種。
さて、中央公園に入ってみよう。
お~立派だね(^^♪
ちなみに、マロニエの実はマロンっていうんだけど、有毒で食用にはならないんだ。
気持ちのいい赤色だ。
ん?
「セイヨウトチノキ?!」
前述したけど、白い花を咲かせる「セイヨウトチノキ」はヨーロッパ原産で別名「Marronnier(フランス語)=マロニエ」と呼ばれている。
赤い花を咲かせる「ベニバナトチノキ」は北南米部原産「アカバナトチノキ」と「セイヨウトチノキ(マロニエ)」の交雑種なのであって、このベニバナトチノキはもちろん「マロニエ」でも「セイヨウトチノキ」でもない。
この木は高松市とフランス・トゥール市の姉妹都市提携20周年記念に贈られたもの。
当時の写真が高松市の公式サイトで確認することができた。
植樹の時にはもちろん花が咲いていなかったので、咲かせてみるとベニバナトチノキだったというオチなのかな?
※後日高松市に問い合わせてみようかな。
しかし、この木の名前や花が何でもいいじゃないか(^^♪
あ、中央通りを南に歩いていると観光通り直前までベニバナトチノキが咲いていたけど、ここでは・・・
おお(^^♪
中央公園のベニバナトチノキよりも少しピンク。
表示を見て少しだけスッキリ。
名前はどうでもいいと言ったんだけど・・・
ベニバナトチノキの英名は「red horse chestnut」。
セイヨウトチノキ(マロニエ)の英名は「horse chestnut」。
直訳するとベニバナトチノキは「赤マロニエ」、「赤セイヨウトチノキ」。
「ベニバナトチノキ」の表記が「セイヨウトチノキ」でも問題ないのかなと思い始めたよ。
※ただ、アカバナトチノキではないのだろうか?とも思い始めた(笑)
というか、トゥール市から「マロニエ」と言われていただいたものを、今更「ベニバナトチノキ」と表記できないとか。
また、トゥール市では「ベニバナトチノキ」のことを「マロニエ」と呼んでいるのではないかとか、いろいろ想像力を掻き立てられるね。
花言葉は「博愛」。
もう、ベニバナトチノキもセイヨウトチノキも平等に愛そうではないか。
この時期、三密をさけて少しフランス・パリのマロニエ並木を感じながら高松市赤マロニエ並木(中央通り)を歩いてみてはいかがかな?
浜田知事も外に出て運動することを推奨されていることだし。
くれぐれも新型コロナウイルスにご注意くだされ。
追伸。
JR高松駅周辺でもいっぱい咲いていた。
マロニエさんと違う花の紹介となったけど、参考に「マロニエ(セイヨウトチノキ)」の花言葉と誕生花を合わせて掲載しておくよ。
※前述したけど、ベニバナトチノキさんも「マロニエ」と考えてもいいんじゃないかな?
▼誕生花
5月12日(ベニバナトチノキ)
5月21日(マロニエ)
▼トチノキの花言葉
「博愛」
「豪奢」
「健康」
「贅沢」(マロニエ)
「天才」(マロニエ)
「天分」(マロニエ)