灯り【ZEISS Loxia 2/50】
外回り中、営業車にてラジオのDJが叫んでいた。
私はラジオをほぼ聞かない。
営業車を使った同僚がラジオをつけっぱなしにしていたんだね。
「朝の来ない夜はない」というくだりに違和感を感じた。
苦しみは続かないってことだよね?
私のいいところは、夜をきちんと受け入れているところだ。
ずっと夜でもかまわない。
そもそも、人生において、夜であることや雨であることはいけないことなのか?
「過去」、「未来」という言葉があるけど、そんなものは存在しない。
あるのは「現在」だけ。
あ、現在8:16。
この灯りがあたたかく、ありがたく感じるのは、現在が暗いからなんだ。
ストレスがあるからこそ、幸せを感じることができるのかもって思う。
痛て。。。
写真を撮っていたら何か踏んだ。
君か。
踏んでしまってごめんよ。
飾ってあげよう。
踏まれ過ぎたんだね、真っ黒だ。
苦しいことはずっと続く。
灯りに集まる虫のように今日は灯りを撮るぜ。
明日が終わるまで頑張ろうって、ゴールを明日に設定するからしんどくなるんだよ。
説教しているつもりはない、ブーメランだ。
コンビニのトイレを目指すじゃん?
やっとの思いでトイレに到着し、安心しきったところで先客がいたということを何回か経験している。
ペース配分を間違ってしまったことを後悔するよね(笑)
そんな時は悲惨なんだよ・・・
だから明日に期待するのはやめよう。
そして明日に失望するのもやめよう。
夜も朝も関係なく、現在の連続であるだけ。
朝か夜かは、太陽の位置の問題であるだけ。
「去年の今頃」なんて表現はおかしい。
星の配列がただ同じというだけだ。
灯りを見ていると、そんなことを思う。
楽しい人生がすべてではない。
一般的に楽しいとされる人生が楽しめないことが不幸というなら・・・
不幸を楽しもうではないか。
とりあえずお腹が減ったよ。
お腹が減ることは幸福なことだ。
何を食べようかな。
あ、時を戻そう。
(過去という概念は存在しないと言いつつ説得力なし・・・)
ラジオの話、「朝の来ない夜はない」について、何か分からないけどただただ違和感しかなかった。
そして無心に灯りを求めて撮る本日。