こ、怖い…「四谷シモン人形館・淡翁荘」と「鎌田共済会郷土博物館」
鎌田醤油について
香川県に住んでいると、「鎌田醤油」というキーワードをよく見聞きする。
坂出市で作られているおいしい醤油で、讃岐うどんとの組み合わせは非常にいい。
鎌田醤油をうどんにかけて食べると香川県を愛している気持ちになれる。
鎌田醤油さんは1789創業、うどんのだし醤油では知らない香川県人はいない。
鎌田醤油はよく買うし、贈り物としていただくこともある。
とてもなじみの深い醤油。
坂出市には鎌田醤油さんが運営される「鎌田ミュージアム」という博物館がある。
▼鎌田ミュージアム
①香風園
②鎌田共済会「郷土博物館」
③四谷シモン人形館「淡翁荘」
④小沢剛讃岐醤油画資料館
⑤鎌田醤油坂出蔵元販売所
⑥鎌田醤油株式会社
もちろんここで醤油が作られ販売もされているんだけど、6つの施設がミュージアムとなっているので非常に楽しいスポット。
以前①の「香風園」に訪れた時に鎌田ミュージアムのことや、③四谷シモン人形館「淡翁荘」というものを知ったんだよ。
レトロな迎賓館ということで見に行きたかったんだけど、この時は開館日ではなかったのでいつか訪れようと思っていた。
四谷シモン人形館・淡翁荘
私は、四谷シモンさんについて名前はどこかで聞いたことがあるなというレベルだった。
左奥に見えるのが入口。
行きたいと思っていたのでワクワク。
県の登録有形文化財なんだって~
いざ。
怖い!
そして左!
非常に美しい部屋なのになぜこんなに怖い・・・
あの右奥の部屋にも人形がいるそうな・・・
だから怖いって!
ドアを開けたら人形がいるっていうこの演出は怖すぎる・・・
ドアを開けるのが本当に怖くてしょうがない。
あ、でも「開けるな」と言われると逆に開けたくなるよね・・・
いや、ここにおいては絶対に開けないけどさ。
開けることができるところにはすべて人形が入っている。
23体とのこと。
何回も言うけど部屋は相当美しい。
ただレトロなだけではなく、この緊迫感がいい。
どう撮っても人形が入ってくる・・・
2階もあるんか~い!
恐怖で関西弁になってまうやん・・・
あ、やっぱり良い。
絶対人形入ってくるやん!
映えるポイントを見つけた。
もういい加減この世界観に慣れてきた。
よく見るとイケメン・・・
1階に降りて逃げようとする私に管理人の方が、「金庫は見られましたか?」というので重いドアをギィと開けて・・・
痛い・・・心が痛い。
人形好きの方がもしこの場所を訪れたら相当楽しめるだろう。
建物としては細部に渡りこだわりがあり、かなり価値の高い作りをしている、ということを公式サイトやいただいたパンフレットで知ったけど、とても私にはそんな余裕がなかった・・・
しかし、この場所は後になって段々嫌いではないなと思い始めた。
今後もずっと残していて欲しいアートな空間だね。
怖いと思ってもぜひ訪れていただきたいなと、この記事を書きながら思い始めている。
カップルで怖い怖いと騒ぎながら見てまわると楽しいかも。
鎌田共済会郷土博物館
さて、淡翁荘と香風園は隣接しているけど、香風園の西側には「鎌田共済会郷土博物館」があるので行ってみた。
入館は無料。
あ、なんか落ち着く。
昭和レトロ。
歴史的な資料が展示されていたが、この時の私はこの落ち着いた空間を楽しむことしかできなかった・・・
人形出てこないでしょうな?
ドアを開けるのが怖い・・・
3階に上がると外が少し見えるようになっていた。
讃岐富士「飯野山」が見えた。
ホッ・・・
とにかく淡翁荘と同じくいい建物だ。
どうやら人形はいないようだ。
ホッ・・・
ソテツが立派で見応えある。
まとめ
鎌田醤油さん、今日は1日ありがとうございます。
ただ美しいだけでは訪れる価値が少ない。
四谷シモンさんの世界にぜひ触れていただきたいと強く思う。
また、他の施設のレポートもしたい。